相棒13話が、久しぶりの神回だった。
珍しく予定がなかったので、
まっすぐ帰宅(と言っても遅々ですが)。
ダラダラっとお酒を流し込みつつ
録画していた相棒を見ていたらこれがすごかった。
久々に神回。途中からお酒を放り出して、見入ってしまった。
和製シャーロックホームズと
呼ばれる杉下右京。
ホームズとワトソン。
孤独な男と孤高な男。
杉下の書く推理小説を通じて詳らかになる、事件の真相。
やむにやまれぬ犯行。
悪意はなく、
それは愛なのか、優しさなのか、
単なる男の弱さなのか。
穏やかな幕引き。
英国紳士のように落ち着き払った犯人の佇まいが、
事件のもの悲しさを引き立てる。
最後の甲斐享のセリフ「"右京さん"の友達です」の
ワンフレーズも心憎い。
悔しいけど唸らされました。
ぼんやりと、
相棒のシーズン7。
「密愛」の回を思いだしてしまった。
トリックのない殺人には、
感動がある。
思いがけず、週末に楽しい
ひと時を過ごせてうれしかったです。
たまには飲みに行かず、まっすぐ帰るのも
正解なんだなと思える体験でした。
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