働き方
働き方改革の一環として、裁量労働の適用範囲の拡大をしようという話になっています。 ぼくはこの方針に賛成です。 でも、世間では「定額働かせ放題」と批判され、否定的に捉えられています。 働かせ放題になんかならない 仕事に裁量があると、働くのが楽に…
残業を減らすために生産性の向上をお題目に掲げる企業が増えてきました。 しかし、早帰りDAYを作るなどして一時的に残業を減らせても、結局は、ジリジリと元の労働時間に逆戻りしていく企業は多いと思います。 それは世の中に、「がんばれば減らせる残業」と…
組織を腐敗させる老害管理職。 その人の行動パターンについて少し考えてみました。 入社した会社に絶望して、転職する人の多いこの時期にはぴったりな話題です。 自分の非凡さをアピールするくせに、なぜか同レベルの仕事ぶりを部下に求める矛盾 〇〇はワシ…
とある経営者の方と話しているとき、こんな質問をしてみた。 「立場が上の人が言うと、たとえ間違ったことでも正解のようになってしまう。そんなことってありませんか?」 「それは当然あるだろうね。立場が上だから、常に正しいことだけを言うとは限らない…
この間、とある報告をメールでしていた人が注意されていた。 「メールを送っただけだったら、相手がメールを見過ごしたらどうするんだ。気づかずにそのままになるじゃないか。」 そういえば、別の日にはこんな注意を受けている人もいた。 「まだ返事が来てな…
「新人はコスト」ではない──即戦力じゃない新人がいるチームほど強くなれる | サイボウズ式 サイボウズのコラムは、建設的な意見が多く参考になるのでよく読んでいる。 でも一方で、一般の感覚からすれば、およそ非現実的な世界について書かれているようにも…
政府、「非正規の給与を正社員の8割に引上げ」を検討 「同一労働同一賃金じゃないじゃん!」とツッコミ相次ぐ ディスリではなく真剣に知りたい。 ぼくは少なくとも、正社員と同一労働できている非正規社員を見たことがない。 非正規社員は、周囲が活かし方を…
こんなの誰にでもできる仕事だよ。 って言うときの「できる」の基準は、たいてい「その一瞬だけ」の話であることが多い。 その仕事をたとえば10年間、たとえば定年まで「できるの?」と言われればどうだろう。 やっぱりそれでも「誰にでもできる」って言え…
事務スタッフが数名ほどの、とある企業の話。 久々に会った知人から聞いて、たいへん興味深かったので紹介させていただこうと思う。 その企業には5人の事務スタッフが働いている。 20代後半から30代前半くらいの女性ばかりの集まり。みんな社会人になっ…
「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」を読んだ。 Qさまでお馴染みの学力女王「天明麻衣子」さんの著書だ。 じつはこのほん、Amazonのレビューでは酷評コメントも目立つ。 おかげで買うか買うまいか数日惑わされて迷惑を被ったので、Amazon…
部下とのランチタイムは、上司にとって得るものが多い時間だ。 単純に会話することで信頼関係が築けることも大きいが、食事にはその人物の育ちの良さやメンタル面での癖が出やすい。 最近の若者は会社を見限るのが早いので、管理者としては早期に部下のタイ…
ブラック企業関連のニュースは尽きない。 むしろ年々増えているのではなかろうか。 ブラック企業にも色々あると思うけど、社員を使い捨てにしてやろう、と明らかに悪意のある真っ黒な企業もあれば、無自覚なままブラック化している企業もあるように思う。 そ…
もし全ての会社員が高橋みなみの『リーダー論』を読んだら…。 入社してすぐに辞めてしまう新人が、多少なりとも減るんじゃなかろうか。 そんな感想を持ちました。 「リーダー論」は、AKBの総監督として300人の「年頃の女子」をまとめ上げた、高橋みなみさん…
『サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠』という本を読みました。 著者はフィナンシャル・タイムズ紙アメリカ版編集長であるジリアン・テット氏。本の帯に写っている方がそうです。 組織に蔓延る新しい形の腐敗を描いた一冊(正確には腐敗といってしまうと…
「好きなことを仕事にする」に恐怖しか感じない - あしみの 日記 好きなことを仕事にした人間の一人として、少しだけ書いてみます。 ぼくは書くのが好きです。 何かを考えて、その考えを文章化することに楽しみを感じます。 だからライターになれたことは幸…
そろそろ年度末だから書いておこうかな。 年度末に、各社やり方は様々だと思うけれど、売上UPを促進するような施策を実施する企業は多いと思う。 ただ個人的に、この手の施策はとても不条理だと思っている。 普段がんばっている人ほどキツイ思いをする 年度…
>マンガでわかる!安売りするな!「価値」を売れ! という本を読みました。 マンガでわかる!とありますが、文章の合間にマンガが入っているという仕立てで、全編がマンガというわけではありません。 マンガPART⇒問題提起 文章PART⇒その解説 こんな流れで交…
夜働いて、昼学校へ。 昔、そんな生活をしていました。 睡眠時間はいまの半分くらいでしょうか。 金がなく、時間もなく、とにかくしんどかったイメージがあります。 まぁ、それ以上に楽しいこともあったんだけども。 ただ、社会人になったいまの状態から比べ…
日々、広告制作の仕事をしていて不条理だと感じることがあります。 それはクレーマー客にたくさんの時間をとられて、優良な顧客にはあまり時間をかけられない、ということです。 クレーマー客は原稿の書き直しを何度も要求してきます。 というより、すでに最…
しばらくサボっていましたが、うちのサイトにたどり着いた検索キーワードをもとに何か書く、という試みを久々にやります。 今回の検索キーワードは「コールセンター ブラック」。 コールセンター ブラック まずは、飲食業から考えてみる。 今度はコールセン…
上司の言うことは絶対。 上司の言うことは常に正しい。 みたいな論法を、社会に出るとけっこう耳にするわけですが、僕は長年この論がどうも苦手で、全然納得できないなぁーと思っていました。 でも、最近なんとなく分かるようになってきました。 率先して納…
「良い職場の去り方」 というキーワードでの訪問がありました。 転職をお考えの方なのでしょう。 いずれにしても、こういったことを几帳面に検索する方というのは、おそらくどんな形であれ、良い去り方をするんだろうなと思いました。 僕はこれまで職場を去…
新卒解禁日が迫ってきました。 と同時に2015年度の新卒社員の入社も近づいています。 新しい出会いがあれば、一方で、別れもあります。 この時期多いのが、2月末、3月末での退職者。 そして、4月1日付けの異動です。 今日は退職者や異動者が出たあとの組織運…
新人教育について、少し思うところがあったので書いてみます。 営業職のOJTといえば、後輩を連れて商談にいく同行営業がわりと一般的です。僕たちのような制作関係の仕事でも、まずは実際に文章を書いて見せてあげたり、先輩がデザインした成果物を見せてあ…
サイボウズ式:他責的なメンバーはチームの前進を阻害する | サイボウズ式 他責思考と自責思考。ビジネスシーンで頻出する話題です。 一般見解として、他責と自責では「自責のほうが優秀な考え方」とされているようです。 本当にそうでしょうか。 何かトラブ…
引っ張るだけがリーダーじゃない。支援型リーダー「サーバントリーダーシップ」という考え方|U-NOTE [ユーノート] まえに似たような記事を見たときに、書こうと思って忘れていました。偶然、記事を見て思い出したので、この機会にえいやっと書いてみます。 …
ガイアの夜明け「有能パート主婦を活用」に搾取だとの意見続出。感想まとめ - Togetter これ、よくあるパートさんの上手い活用の話で、個人的には搾取とは思いませんでした。むしろ、主婦活用みたいな手垢のついたネタを何をいまさら、という印象を受けた回…
通勤ラッシュの緩和や子育てや介護との両立など、在宅勤務のメリットはたくさんあります。 ただ、僕としてはまったく別の理由から、在宅勤務は非常に危険だと認識しています。 それは、世の中の多くの人は、「他人の目がないとダラけてしまうのではないか」…
久しぶりに意識の高まりが最高潮に達してしまい、やめときゃいいのに、ビジネス書に手を出してしまいました。読んだのは『コンサル一年目が学ぶこと』という本です。ざっくり言うと、 コンサル流話す技術 コンサル流思考術 コンサル流デスクワーク術 プロフ…
サカタカツミ「新しい会社のオキテ」:尊敬される、少なくとも軽蔑されない上司になる方法 (1/3) - ITmedia ビジネスオンライン こちらの記事の、主にこの部分を読んで、思うところがあったので少し書きます。 ある若手はそうボヤきながら、尊敬できない上司…