たった1社しかエントリーしなくても、内定獲得できる学生が4割前後いる。
2015年度の新卒採用も、早い企業だとそろそろ内定が出始める時期に差し掛かっている。と同時に、入りたかった企業からお祈りされて、夢破れる人がたくさん出てくる時期でもある。
そこでふと疑問に思った。
必死こいてES書いて、何十社もエントリーして。それで最終的に、第一希望の会社に入れる新卒って、どのくらいいるのだろうと。
検索してみるとこんなのが出てきた。
”新卒の46%が「第1希望」に就職するも、職場への満足度は過去最低”
本当かなぁ…。
調査対象の新社会人500名ってどんな人たちよ。
いくらなんでも優秀過ぎやしませんか?
僕がイメージしていた構図はこうだった。
A社希望の人⇒A社に落ちてB社に受かる
B社希望の人⇒B社に落ちてC社に受かる
C社希望の人⇒C社に落ちてD社に受かる
この繰り返し。
優秀な人から倍率の高い企業に決まっていくと考えると、こんな感じだろうと。
しかし、現実は違った。
年度が違うけど、マイナビの記事でも37.3%という数字が出ていた。
これらの調査がまぁまぁ正確だとすると4割前後の学生が、第一志望の企業に就職できていることになる。
リクナビは何十社もエントリーしないと内定とれないよと言うけど、実際は第一志望である一社にしぼって就活しても、成功できる人が4割もいるのだ。
まぁ、学生からすれば「すべての御社が第一志望」なのだから、この調査結果も果たしてどこまで信頼できるのかは分からないけど…。