「翔んで埼玉」の感想。まさか百美ちゃんが○○娘だったとは…。
翔んで埼玉。
買いました。
読みました。
で、感想です。
「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
の迷ゼリフも、物語がはじまった直後にさっそく登場!キター!!
テレビ(月曜から夜ふかし)で紹介されていた埼玉ディスリ場面の数々はバッチリ健在で、テレビで見たシーンが出てくるたびに、おーこれか!とニヤニヤしてしまいました。
というより、テレビで紹介されていたのなんて、ほんの一部ですね。
全編にわたってあますところなく、埼玉ディスリ一色に染められたお話。期待を裏切らない面白さです。
この場面はテレビに出ていたか記憶が定かではありませんが、街の食堂もこの通り。
埼玉県民用
・残飯定食
・サンマの骨定食
・下水ライス
・犬のよだれご飯
・雑草まぜご飯
・どぶ板定食
・ネズミカツ
・猫の死骸焼き
もうね。ひどすぎw
かろうじて、雑草まぜご飯くらいは食えそうwww
とまぁ、埼玉ディスリについては、読み始めて早々に期待通り、むしろ期待以上だと感じたのですが、もっと驚いたのはこの事実。
えっ(´・ω・`)
百美ちゃんて、男の娘だったの??(汗)
テレビの紹介ではその辺の補足説明がなかったので、ふつうに男女の話だと思ってました…。帯にガッツリ「埼玉版ロミオとジュリエット」とか書いてあるし。
と、ぼくにとっては衝撃の事実を受け入れつつ読み進めること十数分。
読了。
いやぁ面白かった。
で、読み終わって、ふと気がついたのですが、
後半は、埼玉のことなんてどうでも良くなってましたね。
最初は埼玉ディスリが登場するたびに、一言一句を噛みしめながら読んでいたのですが、中盤以降は完全に、埼玉がそういう存在だと、受け入れてしまっていたようです。
すっかりマンガの世界観を受け入れたぼくは、埼玉ディスリそっちのけで、百美と麗、2人の物語の行方を全力で追いかけてしまっていたのでした。
ただまぁこの漫画。キリの良いところまでは描かれているものの、完結はしておりません。
まだまだ続きがありそうなところで終わっているので、魔夜峰央先生には横浜から埼玉に移住いただいて、続きをぜひ描いていただきたいものです。
ちなみに、この本。
「翔んで埼玉」のページは全体の半分強くらいで、別の話も2つほど入っていました。
画像はそのうちの1つで「時の流れに」というタイトルの作品です。
「茨城の方が東京より都会」という舞台設定w
まぁでも、一番面白かったのは、やっぱり翔んで埼玉でしたね。
半分ネタで買ったつもりが、予想に反してかなり楽しめました。
このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: 単行本