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面接に落ちる人は、どうしたら受かるかを考えている。面接に受かる人は、受かった後のことを考えている。

面接に関して書かれた、とある個人の感想記事を読んだ。

こういうのって、人によって色んな攻略法があるから面白い。

せっかくなので、僕もちょっと書いてみようと思う。

ぼくが読んだ記事には、第三者から推薦されている事実を意識することで、自信を持ってプレゼンテーションできるようになった(適度に装えるようになった)といったニュアンスが含まれていたように感じたけれど、自信を持つことが大事という点では、これから書く僕の考えも共通だ。


ところで、
転職市場において、
レジュメでどのくらいの人が
ふるい落とされているか知っているだろうか。

あくまでも僕の知る限りの感覚でしかないけれど、
たとえ経験をまったく求めず、人柄重視の採用だったとしても、
年齢や性別など、転職者の属性によって半数以上の人が落とされている。

さらに職歴や経験も厳しくジャッジするような会社だと、
何十分の一くらいまで絞り込まれてしまう。

なぜこんな話をするのかというと、
まずこの事実を認識しているかどうかで、
面接結果に大きな違いが出てしまうからだ。

自信を持って欲しいのだけれど、面接に呼ばれた時点で、
書類上はかなり合格に近いと考えて良い。

面接では人間性や社風・既存社員とのマッチング。
レジュメとの整合性などを見られる。
あと、極端に太っていないか。痩せていないか。
残念ながら容姿も見られている。
普通の会社なら、美男美女である必要はないが、
相手に違和感を与えるようなルックスの人は敬遠されがちだ。

まぁ容姿の話は脇にどけておくとして。
とにかく、面接では「この人で間違いではないか」を、より重点的に見られる。レジュメの段階で既に何となく良いであろうという診断は下っているので、あとはその印象を裏付けることができれば問題ない。

相手の質問に的確に答えて、質問はないかと聞かれたら仕事の進め方など実務的な点について「確認」を行おう。会社そのものや経営について質問するのは、企業研究不足に見えがちだし、どう上手くやってもバカっぽく見えるのでよした方が良いと思う。将来のビジョン的な話もやめたほうが良い。こっちが話した内容と相手とが噛み合わなかった場合、とんでもなく印象が悪くなる(しかも、求職者と会社とでは、大抵の場合噛み合わない)。

対して、仕事の進め方を聞くのはプロっぽくて良い。会社が違えば、同職種でも仕事の進め方は微妙に違うものだし、仕事の進め方を聞けば、相手方の仕事に対するスタンスも分かる。自分が入社後に意に沿えるかどうかも判断し易い。実務にこだわった質問は、モチベーションが高く見えるという効果もある。

面接のことを英語でインタビューと言うけれど、まさにその通りで、自分が任される仕事について「後で記事を書くんだ」くらいの気構えで面接に臨めれば、ほぼ間違いないんじゃないかと思う。

面接に落ちる人が考えているのは、単に受かること。一方で、面接に受かる人は、果たして入社後に自分が活躍できる職場だろうかという判断材料を探していたり、どんな事前準備をしておけば、スムーズなスタートが切れそうかといったことを考えているのではないか。

この意識の差が質問にも現れてしまうのだと思う。前者は面接官の顔色を伺うだけだが、後者の人は面接の段階で既に、いかに成果を上げるかという点にまで思い至っている。気持ちの上では、すでに仕事をスタートさせているのだ。

面接官がどこまでロジカルに判断しているかは謎だけれど、自分はこのオフィスで働くんだという前提で話をした方が、少なくとも前向きで実務的なトークができることは間違いないと思う。

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