ゲームアプリに重課金してガチで遊んでみた。ガチャは言うほど怖くなかった。
ここ数カ月とあるゲームにハマっておりました。
パズドラとかCMを流しているようなゲームと比べると、全然メジャーじゃありませんが、DMMが運営しているゲームで、
こんなやつです。
元はDMMだけあって年齢制限版でした。ただ、最近になって一般版も出たので、まぁブログに書いてもセーフティかなぁと思ったのでちょっと話題にしてみます。
ちなみに、ゲームの内容や攻略ではなく、実際にプレイすることで、この手の「アプリ内課金」があるタイプのゲームに対する先入観がなくなったという趣旨の話になります。
※追記
そんなわけで、アイギスについては別ブログを立ち上げました。
何の役にも立たないプレイ日誌ですが、よろしければどうぞー。
プレイしはじめたキッカケ。
『千年戦争アイギス』は、ざっくり言うと"タワーディフェンス"と呼ばれているジャンルにあてはまるゲームです。通路に自軍のユニットを設置して、次々出てくる敵を撃破するゲーム。「受身なシューティングゲーム」って言うと、好きな人たちには叱られそうですが、説明としては近いんじゃないかと思います。
とまぁ内容はともかく、僕はこの手のゲームジャンルが元々好きで、アイギスをプレイするまでも、
Kingdom Rush - Play on Armor Games
こんな感じの、タワーディフェンス系のゲームは外国のやつも多いのですが、PCやiPadのアプリを落として、テレビ見ながらサクサクっと遊んだりしていました。
ただ、このジャンル。一般的なRPGやアクションもののゲームと比べるとマイナで圧倒的にタイトル数が少なく、中でも面白いものに厳選するとあっという間に遊びつくしてしまう、という残念な部分もありました。
そんなときに偶然、検索したら出てきたのがアイギスだった、と、そんな感じです。
非課金でも遊べるのに、あえて課金した理由。
単純にゲームが面白かったから、というのは大前提としてあります。ただ、それに加えて、アプリ内課金があるゲームって、非課金だと遊べる幅にどうしても制限がかかってしまうので、その制限を回避したかったのが一番の理由ですね。
具体的には2つ。
①より強いユニットを手に入れたい
②たくさんプレイしたい(非課金だと、一日に遊べる時間に制限がかかる)
課金型のゲームは、先行してプレイしている人たちのレベルに合わせてステージの難易度が設定されていきます。となると、後発でゲームに参加した僕がちんたらプレイしていたのでは、存分にゲームを満喫することができません。
というのも、いつでも遊べるステージの他に、攻略すると限定ユニット(けっこう強いユニット)がもらえる期間限定のステージもあるからです。始めたばかりの頃は手も足も出ず、泣く泣くスルーしていましたが、これは大問題です。
イベントを攻略できない状態が続くと限定ユニットが入手できず、他プレイヤーとの戦力格差がどんどん広がっていきます。それはイコール、次のイベント攻略が難儀になっていくことを意味します。つまり、負け組はずっと永遠に負け組のまま。負のスパイラルに陥ってしまうのです。
書いてて思ったけど、この構図。
何だか現実と似てるな(笑)
良い仕事をした人はスキルもお金も手にして、それを元手にまた良い仕事に巡り合うことができる。一方で良い仕事に恵まれない人は……
…ゲームの話に戻りましょう。
まぁともかく、アプリ内課金型のゲームには、おそらく課金を促すためにこうした構図があって、優位な状況でゲームを進めるためには、まずこの負の連鎖をストップさせる必要があるわけです。そんな事情から課金をしてみようかなと、思ったのでした(もちろん、非課金の現段階でも、それなりにゲームが面白いと思っていることは大前提です)。
さて課金しよう。で、いくら?
課金を決めました。それはいい。ただ、問題は、どれくらいMoneyを突っ込むかってことです。
結論から言うと、ゲームを開始して半年で6万円ほど使いました。
多い?
意外と少ない?
人によって感覚は違うかもしれませんが、僕は思ったより安いと感じています。というのも、子どもが親のクレジットカードで月に何万、何十万使った、なーんてニュースが一時期流れていましたよね。あの感覚が僕の印象のベースにあったので、月平均1万円だったら「まぁそんなもんかー」という感覚でした。なーんだ、意外とガチャって怖くないじゃん、と。
ガチャの運がいいのか悪いのかは分かりませんが、最高レアリティのユニットと次点となるレアリティのユニットもそれなりに手に入ったので、現状、一番難しいステージ以外は詰まることなく攻略できるくらいの、いいバランスが保てています。プレイしていてとても快適だし、適度にスリルもあって、最高に気持ちいいです。
ただ、ひとつ問題が。
それはこれからも永遠に、「月平均1万円課金を続けていくのか?」ってことです。
しかし、課金額は徐々に減っている。
先行投資としてのガチャでの出費が大きかっただけで、レアユニットが揃ってからは大幅に課金額は下がりました。直近2ヶ月だと、月平均3000円くらいでしょうか。
自軍の戦力が充実すると、追加のガチャをしない上、すべてのイベント限定ユニットを取りに行く必要がなくなるので、課金機会はググッと減りました。むしろ今は、その限定ユニットを取りに行くかどうか、という点も含めて戦略を立てて遊んでいる状態ですね。
ゲームデザイン上、このままの完全優位な状態をキープするために一定の課金は必要そうですが、続けていけばさらに課金額は減らせそうな印象です。月、1000円~2000円くらいには抑えられるんじゃないでしょうか。
ただ、この点については、ゲームの性質上、他のプレイヤーと競う要素がないことが、かなり影響していそうです(過不足なく攻略できればそれで良く、全プレイヤーの中で一番を目指す必要がないため)。
プレイヤー同士で戦うようなゲームだと、折り合いをつけるのはもっと難しくなるんでしょうね。競争で課金を煽られちゃうんだと思います。
結論:廃課金しなくても、不自由なく遊べた。
最初は『課金=麻薬』くらいの勢いで、心理的な抵抗がすごかったのですが、やってみると『課金=ゲームを満喫するための初期投資』くらいの感覚なんだなぁと気付きました。
あと、非課金で遊んでいたときとは、受け手の感覚として、全然別物のゲームになるというのも発見でしたね。「限られた資源でやれるところまでやる」のと「全ステージを完全クリア可能な前提で遊ぶ」のとでは雲泥の差があります。
そして何より、ワンプレイごとにお金を投じているという、緊張感。
お金にすれば、1回数円や数十円なのかもしれませんが、中学生くらいの頃、ゲームセンターに通っていた頃の感覚を、すこしだけ思い出させてもらえたような気がしました。
さすがにYOUTUBEの動画の方のように、俺の必殺技!なーんて叫びませんし、1日に7時間もプレイしたりはできませんが(笑)、それでも、難しいステージをクリアしたり、レアユニットが落ちたときには、よっしゃ!と小さなガッツポーズが出るくらいには、達成感があるもんです。
さいごに誰トクですが、ユニットを一部公開。
やってる人が見れば、課金してるなぁって雰囲気は、感じ取っていただけるはず。
このブログ的には需要ゼロだろうけど…(´・ω・`)
↓続編を書きました。