凡人が2年間、英語を勉強した成果。
英語を勉強し始めてからあっという間に2年が経ちそうなので、
前回の続きを更新します。
結論から言うと、まったく話せるようにはなってません。
練習していないのでそりゃそうなんですが、一応報告です。
ただヒアリングについては、少しずつ良くなっています。
さて、そんなわけで、
2年目に僕がやったことを書いていきたいと思います。
1.海外ドラマをひたすら観た
以前は入りやすいところから行こうということでジブリアニメを観ていたのですが、英語学習的には断然、海外ドラマ(あるいは洋画)です。 なぜなら、字幕がほぼ完璧だから。
音声と字幕がほぼほぼ一致しているので、
字幕を追いかけながら観るには最適なんです。
さて、それでは観たDVDの紹介にいきます。
まずはこれ。
「Dr.HOUSE」
Dr.HOUSE/ドクター・ハウス コンプリート ブルーレイBOX (初回限定生産) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2014/05/09
- メディア: Blu-ray
題名の通り、医療ドラマです。
が、少し変わってまして、変人医師のハウスが、患者の病気から私生活に潜む問題までをズバッと見抜いて治療してしまうという、そんな内容です。
と、まぁ内容はどうでもいいですね。
英語の方は結構難しいです。医療用語がでてきますので、ところどころで、どうしても聞き取れない箇所が出てきます。ただ、お決まりのフレーズややりとりもありますので、ずっと見ているとある程度、理解できる部分も出てきました。
僕はボックスセットを買ったのですが、序盤のほうが好きでしたね。終盤は医療から離れて、人間ドラマ的な色合いが濃くなっており、個人的にはそこまで好きになれませんでした。が、プラスに考えると幅広い会話のバリエーションを体験できる内容だったのではないでしょうか。
お次はこれ。
「CLOSER」
個人的には、これヒットでした。
主人公のブレンダが、時に取調室で犯人を脅したり、騙したり、親身に話を聞いて信頼させたり、色んな手をつかって自白に導いていく様がもう、めちゃめちゃ面白い。
自白させるための筋書がめちゃめちゃ巧妙で、英語のことを忘れて観ちゃうこともしばしばでしたね。
英語学習的なところで言うと、警察・事件周りの表現が頻出するので、何度も耳にするうちに随分聞き取れるようになったと思います。
犯人が逮捕され、警察官が権利を読み上げて、犯人が弁護士を要求する、というくだりが、ほぼ毎回のように出て来るので、とりあえず現地で逮捕されたら、弁護士を要求するところまではいける気がします(笑)
さて、次はこいつです。
「ハリー・ポッター」
ハリー・ポッター 8-Film ブルーレイセット (8枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: Blu-ray
楽しすぎて別に感想を書いてしまったりもしたのですが、やっぱり名作ですね。シンプルに面白かったです。
子供たちの会話なので(序盤は。だんだん大人になっていきますが)英語のヒアリング的にも、易しめだったと思います。
魔法特有の単語も出てきますが、ゲームやアニメで耳慣れたものが多いので、特に気になりませんでした。
次はこいつです。
「ふたりはお年ごろ」
ふたりはお年ごろ コレクターズBOX (初回限定生産) [DVD]
- 作者: アシュレー・オルセンメアリー=ケイト・オルセン
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2005/06/10
- メディア: DVD
これはシットコムです。
フレンズみたいに観客の笑い声が入ってます。これまでわりとシリアスなものが多かった(医療やら刑事やら)ので、 久々にぬるーく観れるものを探していました。
ただ、個人的に内容がそんなに馴染めなかったです。
若い女の子がドタバタしてる感じの内容で、フレンズと比べて子どもっぽくて家族愛的。
シットコムにも色々なタイプがあるってことでしょう。
このドラマで一つ面白かったのは、主人公の双子の家がお金持ちで、父と母が別居してて、移民系のお手伝いさんが家にいるという設定でしょうか。
日本では考えられない状況ですが、アメリカではあり得る話、なのかもしれません。
あとハイスクールの様子が描かれているのも、個人的には興味深かったです。実際とは相当、乖離がありそうですが、まぁ何となく雰囲気は感じ取れた気がします。
しかし意外にも、この作品は英語が聞き取りづらかったです。
主人公の女の子たちがわりと早口で、ついていくのが大変でした。
あとスラングというか、ネイティブの感覚じゃないと意味がわからないギャグも結構多くて、そのあたりも難しかったですね。
さてさて。
いい加減長いですが、まだあります。
「MAJOR CRIMES」
MAJOR CRIMES ~重大犯罪課 〈サード〉 セット1(5枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: DVD
これはさっきのCLOSERの続編にあたる作品。安定のクオリティですね。
CLOSERと少し毛色が違って「犯人との取調室での攻防」という趣ではなく、わりと冷静な状況で司法取引されるシーンが多いです。
内面はともかく、表層の言葉のやりとりは抑えめのトーンなので、ヒアリングとしてもまた違った印象を受けました。
で、いよいよラスト。
直近で観ているのがこれです。
「ビッグバン☆セオリー」
ビッグバン★セオリー <ファースト&セカンド・シーズン> コンプリート・ボックス (10枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2014/05/02
- メディア: DVD
シーズン1が安かったので買ってみました。
個人的にはすごく好きです。フレンズよりも好きかもしれない。好きすぎて別途、感想も書きました。
オタクたちのやりとりが、めちゃめちゃ笑えるし、英語も比較的、聞き取りやすい気がします。日常会話の連続なので勉強には最適です。
ただ、物理関係のことを早口でしゃべっている部分はまったく聞き取れませんが…。
*
いやぁ。こうして振り返ってみると、
2年目はドラマばっかり観てたんだなぁ。
これ以外でやったことと言えば、
2.資格サプリを受講
これですね。
資格サプリについては、別に記事も書きました。
一回15程度の動画で、カリスマ講師の
TOEIC対策講義が受けられるというサービスです。
キャンペーン中でお得だったので、やってみたという感じです。
月額料金がかかるので、スタートのハードルはやや高めですが、結論としては、めちゃめちゃ役立ちました。いまも時間を見つけては、ちょこちょこ講義を聞いています。
これは何が良かったかというと、ヒアリングのポイントを教えてもらえる点が素晴らしいんです。
カタカナ英語の感覚でいると一生聞き取れないような、はっきり発音しない音がネイティブには結構多くあるようで、そのポイントを教えてもらえるのが役立ちましたね。
英語を聞き取れない原因は大体こんな感じ。
①発音のルールが分かっていない
②文法が分かっていない
③単語がわかっていない
自分が上のどの状態なのかを意識しながら学習できるようになったのは、長い目で見るとプラスだったように思います。
確かに、ドラマを見ていても、知らない単語が出てくるとその部分だけ聞き取れなかったりしますし、文法でひっかかって理解が遅れることもありますから。
リスニングとリーディング、両方の講義があるのでバランスよく学習できるのも有難いです。資格サプリについては、今後も継続していく予定です。
3.英単語アプリを活用
単語の暗記はいやだけど、やっぱり避けて通れないなぁと観念。
でも、できることなら効率的にストレスなくやりたいですよね。
そこで導入したアプリがこれでした。
さくさく英単語 -忘れられない学習法!
TOEIC®テスト- - Google Play の Android アプリ
単語に発音がついているし、その単語を使った例文(これにも発音あり)がついているのも便利です。
空き時間にサクサクっとやれるので重宝しています。
テスト機能もあるので、達成感を感じながら進められるのも良いんじゃないでしょうか。これで単語テストをやると、だいたいTOEIC700~800点レベルくらいのスコアが出るのですが、このスコアはまぁ全然あてになりませんね(笑)。
実際、ドラマを見ていても分からない単語はモリモリ出てくるような状態ですし。
英語学習2年目を終えての感想
1年目は何となーく、がむしゃらに吸収していたのが、2年目は単語・文法・ヒアリングと、総合的に勉強していくような格好になりました。
「聞き取れるけど文法理解がついていかない」であったりとか、「単語が分からないから聞き取れない」とか、「発音がネックで聞き取れない」とか、その時々で、自分がなぜ理解できていないのかが明確になってきた、ということなんでしょうね。
最初に、
「まったく話せるようにはなってません」
と書きましたが、実はワンフレーズ読み上げるだけなら
以前より遥かにスラスラと読み上げられるようにはなりました。
ドラマを観ながら、たまにフレーズを復唱したりしているのですが、英語独特のリズムに多少なりとも馴染んできたのか、ちゃんと真似して発音できるようになってきました。
(以前は、ちゃんと聞き取れなかったので、真似すらできなかった)
小さな前進です。
ところで、2年目も英語学習を無事に継続できた要因は、やっぱりドラマを観るのが大好きだから、ということですね。それに尽きると思います。
英語が聞き取れると普通に見るよりもさらに楽しめるので、そこが自分の中で大きなモチベーションになっています。
あとは、気分の赴くままに学習をすること、でしょうか。あまりルール化せずに、単語がやりたい気分のときは、他のを放置して単語だけやるし、ドラマが観たければ他のは放棄してドラマを観つづけます。
「いま僕はお勉強している。お勉強を頑張っている」と感じてしまった瞬間、終わりかなと思っています。
多少、遠回りになっても、楽しんでやることが何より大切なんじゃないですかね。とくに僕の場合は、英語学習に緊急性はありませんから。
ひとまずは、3年目の報告もできるように、継続していきます。
そのうちTOEICも受けてみたいですね。
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