女子会すると結婚できなくなる、根本的な理由。
男性=幼稚(子供)
女性=大人
とよく言われます。
この構図を決定づける要因のひとつに、
頻繁な飲み会が影響しているのでは、と感じています。
ええ歳して飲み屋で仲間とウダウダやってる男って、役職があって仕事ができたとしても、どこか幼稚だなと。独善的な性質が強いなぁと思ったります。
一方で、女性は会社帰りに飲み屋でウダウダやってません。自分の世界と自分の時間を丁寧に楽しんでいる人が多いように思います。
女子会は、女性をおバカにする
ただ、最近はちょっと変わってきましたね。女子会、なるものが持てはやされるようになって、おかしくなってきました。
不況で男性客が減ったぶんの穴埋めを、女性客でカバーしようとする店が増えたんです。以前は、女性が来れば男性も来る、という論法だったのが、いまでは女性だけ来てくれてもOKということになってしまっています。
その証拠に、映画館のレディースデーのように、女子会プランを用意する店が増えました。非常に安い料金で、コース料理+飲み放題がつくんです。たとえば1000円でワイン3時間飲み放題みたいな。うらやましいです。飲みに行くときだけ女になりたいです。
で、そんな飲食店さんの集客努力が功を奏したのか、女性だけで集まって飲み放題で酒を飲みながらウダウダやる文化が、徐々に根付きつつあるんですね。ガールズトークという言葉も、一般的な言葉になってしまいました。
同性が集まって酒を飲み、くだらない話をする。これは偏差値を著しくさげる習慣ですね。会社というコミュニティもたいがい狭いですが、そういった飲み会の閉塞感はさらにすごい。視野が狭くなりがちです。
少数の飲み会には、自分の話に気軽にうんうんと同意してくれるお仲間だけが集まります。自分の未熟な考えが、いとも容易く承認されてしまいます。現状の自分を何一つ変えなくても、そこそこ気持ちよい承認を得られてしまうことで、精神的な成熟の機会を失ってしまうんです。
僕が見て、大人だと感じる人は、そういった傷の舐めあいのような飲み会には参加しません。男女問わずです。既婚・未婚も関係ない。正社員であるかパートであるかも関係ありません。
これまで一般的に、男性が幼稚で女性が大人だったのは、日々の飲み会によって男性がバカになっていたからです。しかし、これからは女性もどんどん女子会を開催してバカになっていきます。くだらない話に「わかるー」とか共感しながら、グラスワインを傾けるたびに、彼女たちは確実に幼稚化しているんです。
恋愛トークだから、大人、なのではありません。それを言うなら男性も仕事の話をしていますが、そんな話を居酒屋でグダグダすればするほどバカになりますし、幼稚になっていきます。
お酒をストレス解消の道具にする人は、人間的に成熟できない
飲み屋でのグダグダ話は、話すことでそれなりにストレスが解消されてしまうせいか、実際の行動を遠ざけるんですよね。飲みにくことを「ガス抜き」と表現する人がいます。でも、ガスは抜いちゃだめなんですよ。人生を前に進める燃料になるものなのだから。
彼氏がサー ⇒ 文句あるなら別れろ
上司がサー ⇒ 嫌なら辞めろ
結論これです。
答えの出ている話を延々とこねくり回して、グダグダ酒を飲んでいます。ようは現状に甘んじて行動しないことの言い訳をしたいだけなんです。
昔から、男性には飲み会という、かっこうの逃げ場がありました。一方で、女性には飲み会ほどストレスを効率的に吐き出せる場がなかったのだと思います。せいぜい夕飯時に愚痴るくらい。
しかしある意味で、吐き出せないストレスが女性を大人にしてくれていた側面があったのでは、とも感じます。ストレスが人を、大人にする。のです。すぐに吐き出さずに思い悩む行為が、じっくりと大人の人格をつくりあげたり、あるいは成功に向けて努力する力の源泉となっていたのでしょう。きっと。
でも、いまや女子会ができてしまいました。ムカつくこと。イヤなこと。すぐに吐き出せます。くだをまく場を手に入れたことで、女性たちが男性に負けず劣らず急速に幼稚化しています。
以前何かの記事で、女子会をする女はモテないみたいなことが書かれていたのですが、たしかにそうなのかもしれません。
女子会をすることで、もともと女性がもっていた大人の魅力が損なわれてガキっぽくなるとしたら、そりゃモテなくなるのも頷けます。
居酒屋の策略になんかのらず、どうせやるなら、カフェで女子会したほうが良いと思います。ベロベロに酔っぱらって話す内容にまともな話は、まぁーーありません。