「月曜から夜ふかし」がステマだった件。
みなさんは「月曜から夜ふかし」というテレビ番組をご存知だろうか。
知らない方のために説明すると、「月曜から夜ふかし」は、マツコ・デラックスとセキジャ二の村上信五が司会を務める、世間で話題となっている様々な件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする、日テレの人気番組である。
この番組がブームの火付け役となって、他の番組やメディアに影響を与えた事例は、株主優待で生活する「桐谷さん」や埼玉のラッパー「イルマニア」など数多い。
ぼくも何を隠そう、桐谷さんに憧れてちょっとだけ株を買ってしまった。ラップはやらなかったが。あと、個人的にパリピ(パーティーピープル)という言葉を初めて聞いたのも、この番組だった。
だが、今、この「月曜から夜ふかし」に、ひとつの疑惑が生じている。
ステマ
である。
事件は11月2日(月)の放送でのこと、
人気コーナーである「視聴者の依頼にこたえてみた件」のコーナーで起こった。
番組ではすっかりお馴染みとなった埼玉に関する話題で、なんと、埼玉を強烈にディスっている、ありえない漫画があるというのである。
その名も、
翔んで埼玉
少女漫画「パタリロ!」の作者、魔夜峰央先生が1986年(古っ!)に描いたとされる漫画だそうで、
作中のセリフでは「生まれも育ちも埼玉だなんて おお おぞましい」といった、埼玉ディスリが激しく飛び交う、なんとも、おお、おぞましい内容の漫画なのである。
ここまでは良かった。
いつもの楽しい月曜から夜ふかしである。
しかし、ぼくがいけなかったのは、「翔んで埼玉」に興味を持ちすぎてしまったことだった。
こともあろうか、Amazonで検索してしまったのである。翔んで埼玉を。
すると、なんということでしょう。
中古品がマーケットプレイスで買えるのかと思いきや、復刻版が12月17日に発売されるとあるじゃありませんか。しかも予約受付中ですと。
おお、おぞましい。
これは俗に言う「ステマ」ではないのか。
証拠はこちら。
このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: 単行本
ちなみに、この件の依頼をした視聴者は「福岡県のジロウさん」らしい。
さて、
これで次回の「視聴者の依頼にこたえてみた件」のネタは、完全に決まりましたな。
福岡県の視聴者「ジロウさん」は実在するのか問題
これしかないでしょう。
ジロウさんは、テレビ局スタッフなのか、スタッフの関係者なのか、それとも漫画の作者本人なのか。あるいは中西ディレクターの仕込みなのか。
次回の「月曜から夜ふかし」からも、目が離せない。