月の土地を販売している会社が、埼玉にある。ちなみに、お値段は2700円から。
テレビでやっていて驚きました。
月の土地が買えるらしいですね。
というわけでさっそく検索してみたら、ありました。
ルナエンバシージャパンというところで取り扱っているようですね。
ちなみに詳細はこんな感じ。
月の土地（￥2,700）
商品内容
・月の土地権利書／月の憲法／月の地図
・月の土地権利書（和訳・A4）／月の憲法（和訳・A4）
・土地所有権の宣言書コピー（英文）
・オリジナル封筒
販売元は、アメリカ人のデニス・ホープという人らしいです。
月の土地を販売しているホームページ内には、こんな説明があります。
同氏は「月は誰のものか？」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は１９６７年に発効した宇宙条約しかないことがわかりました。
この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、１９８０年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。
これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。
この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC（ルナ・エンバシー社：ネバダ州）を設立、
月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。
そういえばしっかり日本語のサイトがあるんだなと思って見ていると、
日本に販売代理店があるんですね。
月の土地を販売する会社は埼玉にある
場所はなんと日本の埼玉。
会社ホームページを見てみると、住所も掲載されていますね。
グーグルでMAPを調べてみると…
なぜか
ウレルロジスティックスという会社が出てきます。
ストリートビューって便利ですね。
確かにウレルロジスティクスって看板が出ています。
ただ、月の土地を販売している雰囲気は一切なし。
いたって普通の物流会社といったおもむき。
（2016.09.09追記）
久しぶりに見たら場所が移転していました。
新住所は「埼玉県三郷市新和3-87」。
グーグルで現地を確認したらこんな感じでした。
社名が違うのはストリートビューのデータが古いからかもしれません。
（追記ここまで）
詳細はわからないのですが、ホームページに「ECサイトにおける必要な業務を全てサポートします」と書かれているので、その関係でここが販売代理店ということになっているのかなぁと思います。
取引先の項目を見ると、意外な社名もあります。
電通。
こんな時代遅れのホームページを作る会社が電通と取引があるって、謎な感じですね。
うーん。ミステリアス。
そもそも法律の穴をついて月の所有権利を主張している時点で怪しいし、実際、デニス・ホープさんは何度も訴えられているらしいですね。法的にも、ここで購入したからといって実際に月の所有権が認められるわけではないようです（そりゃそうだよね）。
ただ、この月の土地販売。有名人にも結構人気だそうで、ブッシュ前大統領やトム・ハンクス、トム・クルーズなど海外セレブも買っているとか。
日本でも、福山雅治さんや卓球選手の福原愛ちゃんが月の土地を所有しているらしいですね。
プレゼントにも人気とのことなので、誕生日やクリスマスなどプレゼントに悩んでいる方々は、ぜひいかがでしょう。喜ばれるかはともかく、インパクトは大だと思います。
個人的には、会社の忘年会の景品で出されたら面白いだろうなぁと思います。
