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飲み放題をやる店は、国に医療費のムダ使いをさせている。

お酒で人生を棒にふる人は多い。

で、おそらく世の中で一番よくないお酒の提供の仕方をしているのは、

飲み放題のある店

なんじゃないかなぁと思う。

 

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この「~放題」というシステムは、○○放題で提供される商品を心行くまで(多くの人にとっては限界まで)堪能できる、ことが商品価値になっている。

 

飲み放題となれば、平日はビール一缶しか飲まない人が、生中を何杯もおかわりしたりする。ひどい人になるとグデグデになるまで飲む。吐いてまた飲む人もいる。食べ放題では、吐いて、また食べている人を見たことはない。お酒の場合は酔っぱらってしまうので、タガが外れて飲み過ぎてしまう人が多くなってしまうのだと思う。

 

大量飲酒は体にダメージを与える。でも、もっと深刻なのは、大量飲酒を飲み会で定期的に行うことで、徐々に酔いを感じなくなるところ。一説によると、もともと持っている分解能力とは別にアルコールの分解を補助する機能が人には備わっており、その補助のアルコール分解能力が飲酒を続けることで、ある程度伸びていくとのこと。

 

ただ、その分解機能はあくまで補助なので、ドラゴンボールで言えば常に界王拳を発動しているような状態。でも、本人は「酒に強くなった」と勘違いして、平時の酒量も増やしてしまうのである。

 

アルコールは銃と同じ。使い方を間違えれば人を傷つけ、ときに殺す。儲けのためならどんな売り方をしても良いというものではない。アメリカでは銃の規制がたびたび取り上げられているけれど、日本もアルコール販売をもう少し規制したほうが良いと思う。

 

適量以上に酒を飲ませる場を提供することは、極端な話、間接的な人殺しとも言える。

 

それに、春になって大学の新歓コンパや会社の歓迎会が始まると、きまって取りざたされる「急性アルコール中毒」「アルハラ」問題も飲み放題の店で起こりやすい。

 

それに、、、

飲み放題を禁止すれば、国の医療費もちょっとは下がるんじゃないのかね。

 

飲み放題をやる店は、限界を越えてお客にアルコールを提供することで、将来的にかかる、国の医療費を先取りして不当に利益を得ているのだから、そのぶん「飲み放題税」のようなものが課せられても良いんじゃないかと思う。

 

タバコを擁護するつもりはないけれど、タバコは吸い放題プランのようなものは一般化されていないし、吸い方のマナーのようなものも頻繁にアナウンスされているような気がする(それでも守らない人はいるけれど…)。

 

JTはその辺り、相当気を遣って商売をしているんじゃないかな。批判も甘んじて受け入れている印象を受ける。まぁタバコには適量というのがそもそもなくて、健康に直ちに影響があるし、副流煙の問題もあるから言い訳しようにもできないのかもしれないが。

 

ただ、アサヒやキリン、サントリーなど、酒類を販売するメーカーはどうなんだろう。飲み放題を実施する店のお酒の消費量は多くなるだろうから、企業からすれば上顧客になってしまう。儲けのためには必要悪だと思っているんじゃないかな。

 

メーカーからすれば酒屋や店に卸した時点で利益になるから、そのビールが床にこぼれようが、トイレに吐かれようが知ったこっちゃないのかもしれないけれどねぇ。

 

ビールメーカーは、自分たちが生産して販売しているビールが、飲み放題の場で雑に扱われ、飲む人の健康を害していることについての自覚があるのだろうか。見て見ぬふりをしているのだろうか。

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