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学費を無償化するってことは、バカは大学行くなってことだ。

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池上彰の番組で、ヨーロッパは学費を社会が負担するのだと言っていた。

 

ぼくはこの案に大賛成。

 

学費を社会が出す。

社会全体で将来の善き納税者を育てるのだ。

すばらしい考えだと思う。

 

ただし、

 

そう、ただし。

言いたいことがある。

 

バカは大学行くな。即刻働け。

あと学校サボるやつは退学な。

宿題をやらないのもダメ。

赤点も問題外。

 

当たり前だよね。

税金で教育費を負担するってそういうことだろ。

 

お金を出してもらう代わりに結果を出すことを求められる。社会から正しく学業が修められているかの監視を受けるのは当然だ。

 

都知事の舛添さんがぐっすり眠るためにファーストクラスを利用すると非難されるように、 学生側も、厳しいチェックを社会から受けることは覚悟しなくてはならない。もちろん校則もきっちり守ってもらう。

 

日本の大学生は、まじめに勉強しないことで有名だ。入った者勝ちで卒業が楽だからだと言われているけれど、実際、在学中にアルバイトばかりしていたり、遊びほうけていたり、非情に残念な現状がある。

 

しかし学費の無償化は学生にとっても、もちろんメリットは大きい。学費が無料になれば、過度なアルバイトの必要はない。そのぶん勉強や研究に時間を費やすことができるだろう。

 

思う存分、学べる環境が整うのである。

 

学費の無償化は、教育格差を拡大させる

学費を無償化するためには財源を確保する必要がある。偏差値の低い大学への補助金は今以上に減らさざるを得ない。あるいはゼロになるか。

 

学費の無償化とは、つまり投資対象の絞り込みである。

見込みのあるところに、集中投資するということだ。

 

偏差値の高い大学のみが生き残る。いわゆるバカ大学は消える。ただ、親が子供の学費を払える家庭がいくらかあるので、ある程度は生き残るだろう。

 

この政策がスタートすれば、私立大学の学費はさらにあがるだろうから、家庭が貧乏かつ偏差値の低い子どもは、高等教育を受けることができない社会になる。

 

実質の教育格差は前からあったかもしれないが、いよいよ学歴の格差は拡大することになるだろう。結果、少子化は一層進行するかもしれない。

 

 

とはいえ、色んな利権渦巻く日本が、そんなドラスティックな改革を行うことはない。

日本は大学で遊びほうけるバカに優しい国であり続ける。

 

しかし、3流大学を卒業して、ブラック企業にしか就職できなかった彼らは間もなく気が付くことになるだろう。

 

大学の4年間は、人生の長期休暇を先取りしていただけなのだ。

 

自覚のある学生諸君は心して遊びたまえ。

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