3年で英語学習に挫折した原因と反省。
これまで何度か英語学習についての記事を書いてきました。
長きにわたって読んでいただいている記事もあるようです。
英語学習をはじめたことで英語の文章を読む速度があがって、海外のニュース記事をみることに抵抗がなくなるなど、嬉しい効果も出すことができました。
でも、結果的には、しくじりました。
英語学習に挫折してしまったのです。
今回は、英語学習をしたいとお考えの方に、僕のしくじりポイントについてアドバイスしたいと思います。
以下、ぼくが失敗したポイントです。
- 英語学習を最優先にできなかった
- 英語が必要な状態に自分を追い込まなかった
- 地道な学習を怠った
- 伸び悩んでモチベーションが低下した
- 自信がついてからTOEICを受けようとした
- 日本語に漬かりすぎていた
- 実は、そこまで英語は必要じゃなかった
- 英語を勉強したこと自体は、無駄じゃなかった
英語学習を最優先にできなかった
英語学習の優先度を1番にできなかったことが最大の要因です。
本業のスキルアップだったり、ブログの更新だったり、色んな人とのお付き合いだったり。
英語学習以外にやるべきこと・やりたいことが多くて、結果的に英語の勉強時間が確保できなくなっていきました。
本気で身につけるならば、他のことを置いておいても英語を優先すべきでした。
英語が必要な状態に自分を追い込まなかった
英語が必要な職場で働くなど、外国語でコミュニケーションする必要性を日常の中でつくれなかった点も失敗の原因の一つです。
無理やりにでも英語を使う機会を作るべきでした。英会話学校にごっそり入会金を納めてしまうなど、自分をもっと追い込めば良かったと反省しています。
地道な学習を怠った
ぼくの場合は英語のWEB講座を受けるほか、映画やドラマの英語字幕とヒアリングを活用したヌルい学習方法でした。英語の本も数冊読みました。
しかし一方で、地道に単語を暗記したり、リスニング教材を聞きこむなど、忍耐の必要な「Theお勉強」を一切やらなかったことが、後になって英語力の伸びを鈍化させたのではないかと感じています。
伸び悩んでモチベーションが低下した
上記のような学習でも、ヒアリング力や英文を読む力の伸びは十分に実感できました。学習をはじめる前に比べて明らかに読めるようになり聞けるようになりました。
でも、ある程度のラインで壁にぶち当たってしまいました。
複雑な構文の英語をスムーズに読めなかったり、単語が分からなくて詰まってしまったり、聞き取れない英文がいつまでたっても聞こえてこなかったり。
基礎を怠ったがために、壁を突破できず学習は停滞。モチベーションが低下し、学習ペースがどんどん落ちていきました。
自信がついてからTOEICを受けようとした
さっさと受験して玉砕すべきでした。
これも結局は熱意なのかもしれませんが、TOEICの受験手続をして休日に丸一日かけてテストを受けるほどのエネルギーがぼくにはありませんでした。
もうちょっとできるようになったら。いま受けてもしょうがない。などと言い訳をしつつ、ずるずる自己学習を続けていたのは挫折まっしぐらの行為でしたね。
日本語に漬かりすぎていた
ぼくはライター業で生計を立てています。
ふつうの人のこなす分量とはケタ外れの日本語を日々書いているのです。
どんなに英文法を体に染み込ませようとしても、何時間も日本語を書き続けているとどうしても日本語の感覚に引っ張られます。
「英語漬けになるのが学習に1番効果的」と語る人が多いのは、裏を返せば、日本語を使い過ぎる環境に身を置いていると、英語学習が非効率になりがちだということなのかもしれません。
実は、そこまで英語は必要じゃなかった
英文が読めたら便利ですし、英語が聞けたら映画やドラマをみるのが楽しくなります。でも、ぼくの場合はそれだけでした。
何がなんでも英語が必要なのだという強烈なモチベーションはハナからなかったのです。
ユーキャンでなんとなく資格の勉強をするのと大差ありません。目的なく英語学習を続けていたことが、なによりの失策だったように思います。
何のために英語力が必要なのか?
いつまでに英語力が必要なのか ?
強い動機付けができる人ほど、学習成果は出やすいはずです。
ぼくにはそれが決定的に欠けていました。
英語を勉強したこと自体は、無駄じゃなかった
結果的に、挫折してしまった英語学習ですが、後悔はしていません。
一定の成長があったことは事実ですし、異文化についての理解が深まった側面もありました。
でも、どうせやるなら、みなさんには狙い通りの成果をあげていただきたい。挫折することなく、英語力を身につけていただきたい。
そう思って、恥ずかしながら自分の失敗要因についてまとめてみました。
書きながら反省しきりです。
いつの日か、本当に英語が必要だと優先度高く思えたときに、また学習を再開できればと思っています。
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