痴漢冤罪保険が、なんの保険にもなってなくて笑えない。
線路内への逃走は死を招く? 加入者が増加する「痴漢冤罪保険」 - ライブドアニュース
痴漢冤罪が社会問題になっているそうで。
そんな時勢にあわせて、「痴漢冤罪保険」なるものがリリースされて好評を博しているというのだが、ちょっとまて。
これ全然、保険になってないぞ。
保険の内容はこうだ。
この通称「痴漢冤罪保険」とは、万が一、痴漢の疑いがかけられた際にスマートフォンなどで通報すれば、全国各地に点在する提携弁護士陣に一斉の緊急メールが届き、最寄りの弁護士が駆けつけたり電話相談に応じてくれるというもの。
具体的な保険特典の内容は、事件発生後48時間以内の弁護士費用(相談料、接見費用、交通費などを含む)が全額補償される。
つまり、冤罪現場で、すぐに弁護士に相談でき、費用の心配はナシ、っと。
費用が心配なんじゃないYO!
衆目にさらされながら、駅員に犯罪者扱いされて、場合によっては正義漢づらした野次馬たちに押さえつけられて暴行されることが心配なの!
というわけで、痴漢冤罪時のシミュレーションをしてみよう。
女性:「この人、痴漢です!!」
俺:(なにぃぃぃぃぃ!!!!)
女性に腕を掴まれ、周囲の大人にホールドされて駅に引きずり出される。
そこで俺は颯爽とスマホを取り出し、保険会社にTELを…
出来るわけねーー!!!!!!
だって拘束されてんだよ。
容疑者にさせる電話などないわけだよ。
警察なんてあっという間に来る。
それでジ・エンドさ。
痴漢冤罪において、もっとも守りたいのは、自分の名誉と尊厳である
痴漢というのは大変に不名誉な罪状だ。
性欲が垂れ流しになっていて、みっともない印象を受けるし。
この人、モテないの?キモっ!とか思われたりするし。
「あーやりそうな顔だわー」とか無責任な中傷受けそうだし。
会社にバレたら首だし。
結局、やったかやってないかは闇の中だから、「実は本当にやってたかも」疑惑が残り続けるし。
疑われたが最期、痴漢はその人の経歴に、消えない傷を残す。
痴漢冤罪は毒矢だ。
かすったら終わり。
なんなら一般人には避ける身体能力ないから、撃たれた時点で終わり。
痴漢よー!⇒人生\(^o^)/オワタ、である。
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痴漢冤罪、というかそもそも痴漢自体が、電車が混んでるから起こる犯罪だと思うので、国や地方には、時差出勤とかリモートワークとか企業の地方分散とか、そっち方面を頑張っていただきたいと切に願う。