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転職面接での「何か質問ありますか?」に対する、超簡単かつ無難で効果的なベストアンサー。

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転職面接のラスト2分で合格を勝ち取るための逆質問21選

読みました。

すごく細かく分析されており、ぜんぶ暗記できれば非常に役立つなと感じたのですが、問題は量が多すぎてなかなか暗記できないことだろうなと思いました(できる人はできるのかもしれませんが、僕には無理っす)。

 

なので、僕なりにひとつ万能な質問をご紹介しておこうと思います。

 

それは、

「仲間同士や上司と部下などで、会社帰りに飲みに行ったりしますか?」

 

もしくは、

「会社の人同士で、休日に遊びにいくことはありますか?」

 

という人間関係に対する質問です。

この質問にはいくつか利点があります。

 

1.的外れな質問をして墓穴を掘ることがない

緊張しているので、面接の最中に聞いていた内容をもう一回聞いてしまうなど、凡ミスをしてしまうことがよくあります。

事業や理念についてなど定番の質問は、案外、面接の途中に答えが出てきてしまったり、ホームぺージを見れば書いてあったりするので、注意が必要です。

 

2.質問によって企業理解度の低さを露呈させるリスクがない

いわゆるバカな質問、マヌケな質問をすることで失望されるリスクを抑えられます。

ホームページを隅から隅まで読んだところで、内容を完璧に暗記できるわけではないので、間違ったことを質問してしまう可能性は、やはりそれなりにありますから。

 

3.面接官に生意気だな、使いづらそうな人材だな、などと思われるリスクがない

逆に鋭い質問をしすぎてしまうことで、メンドクサイやつだと思われてしまう危険性もあります。株主が経営者に質問するような構図になってしまい、上から目線で聞いているような印象を与えてしまう可能性も否めません。

 

なかには、知ったかぶりをしている、と受け取る面接官もいるようです。上場企業の場合だと、事業についてあまり突っ込んだ質問をすると、上場している関係で答えることができず、微妙な空気が流れることもあり得ます。

 

4.人に興味がある人に見える(コミュ力ありそうに見える)

人間関係について質問する人は、人に対して興味があるように見えます。社交的な人っぽいのです。企業が呪詛のごとく繰り返しつぶやく「コミュニケーション能力」がある人っぽいのです。面接官ウケは悪くないはずです。

 

5.面接中に、職場の雰囲気の話は意外と出てこない

1つめにも書きましたが、すでに聞いたことを再度質問してしまうのは最悪のパターンです。そういう意味で、職場についての質問はすごく有用です。

 

面接は最初に軽いラポールはあるかもしれませんが、基本的に実務的な話に終始するケースが大半です。いざ質問する段になって、内容が被ってしまうケースが圧倒的に少ないのです。

 

6.質問の答えに対する「答え」もめちゃくちゃ簡単

質問って、実は質問することよりも、質問に答えてもらったあとの反応こそが一番難しいと思うのですよ。大事なことなので赤字にしました(笑)。事業や理念に対する質問って、その返答が難しいんですよ。

 

しかも、担当者からいい回答がもらえれば、まだましですが、人事担当者レベルだとフワッとした回答しか出てこないケースも少なくありません。回答に対する、こちらからの気の利いた返答が難しいんですよね。

 

その点、社風に関する質問は素晴らしい。めちゃくちゃ簡単です。

以下、面接官からの回答とそれに対する返答のパターン。

 

面接官「けっこう飲みにいくことも多いですよ」

あなた「そうなんですか。私もそういう雰囲気が好きなので、楽しみです」

※雰囲気が好きと答える。あえて飲めるとは言わない。

 

面接官「いやぁ、プライベートでの交流はあまりないですね」

あなた「そうなんですか。家族との時間や自分で勉強したりする時間も大切ですし、そのくらいの距離感がちょうどいいかもしれませんね」

 

ディティールは、その人によっていろいろバリエーションがあるかと思うのですが、どっちに転んでも無難な返しができるのが素晴らしく、しかも相手の回答を聞いた後の後出しジャンケンができるので、ミスマッチな返答になることが絶対にないのです。

 

ちなみに、なんでそんなこと聞くんだ的な空気が漂ったら、こう答えましょう。 「長く働いていくとなると、やはり職場の方と仲良く付き合えるほうが、仕事も円滑に進みますし、気持ちよく働けると思いましたので」と。

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

とっておきの質問で、自分を賢く演出するのも一案ではありますが、会社の人間関係について質問することで、余裕あるしなやかな人材を印象づけるのも一興かなと思います。

 

まぁあと、これは完全に余談ですが、人間関係に関する質問をされて不快に感じる企業があるとすれば、その企業はブラック企業の可能性が高いでしょうね。人を大事にしない企業は、管理職や経営者がそもそも人材に興味がないことが多いので。

 

では、よい面接を。

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