キリンの新作ノンアルコールビール「ゼロイチ」の感想。
最近、ノンアルコールビールをよく飲みます。
そんななか、キリンビールが満を持して一番搾り製法のノンアルコールビールを出すというので、さっそく買って飲んでみました。
ちなみに、ふつうのビールの好みで言うと、
洋食⇒サントリー
和食⇒キリン
オールマイティ⇒アサヒ
な感じです。
というわけで、さっそくレビューです。
見た目
すっごくビールです。
色も濃い黄金色で、実にうまそうなビールの色。
※中身の色を撮るために、泡が消えてから撮ってます。
どうです?
いい感じの色だと思いませんか。
香り
ノンアルコールビール特有の、嫌な臭いはかなり抑えられています。
最初のひと口だけがちょっと臭いを感じてしまいましたが、ふた口めからは気にならないレベル。全然問題ありません。
全体的に香りは控えめです。
変な臭いがするよりはダンゼン飲みやすくて良いのですが、ビールの華やかな香りをイメージしていると、肩透かしになるでしょうね。
ただ、他のノンアルと比較して劣っているといったことはないです。
ノンアルコールビールの領域では、香りはまだ未開の地ってことですね。
ゼロイチでもここは開拓できなかったか、という感じ。
風味
鼻から抜ける感じは、ビールというより第三のビール風。
第三のビールの場合は、ビールに比べてアルコールの香りが立っていてツンとくるのですが、それをややまろやかにしたような風味です。
よく冷やしてゴクゴク飲んだら、かなりビールっぽい感じを味わえます。
飲み終わりに鼻からスーッと抜けるときの感じも、かなりイイ線いってます。
味
味はさすがです。
さきほど第三のビールに似ていると書きましたが、あれは実はほめ言葉。
これまで飲んだ中で、一番ビールに近いと感じました。
ぼくのお気に入りの、オールフリー・エクストラホップが、
外国のさっぱり薄味ビールに近いとすれば、
キリンのゼロイチは、まさに日本のビールのそれに近い。
若干の香ばしさも感じられて、それがビールっぽさになっています。
ノンアルコールビールに共有の不自然な「酸味」も、かなり抑えられていると感じました。
カロリーと糖質
こちらはゼロ、ではありません。
ただ、350mlで28kcalなので、まったく気にするレベルではないですね。
糖質も350mlで7gなので、あってないようなもんです。
ぼくはダイエットしているわけじゃないので、特に気になりませんでした。
総評
キリンのノンアルコールビールって、これまで苦手でした。
クセが強くて飲みにくかったんです。
ゼロイチでは、その点が見事に改善されていました。
これ居酒屋に置いて欲しいなぁ。
2杯目からはゼロイチで、とかにしたら平日の飲み会も、もっと気楽に楽しめると思うんだけどなぁ。
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