アニメ版「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第1話 感想。
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」公式サイト – あの伝説のアドベンチャーゲームがついにアニメ化決定!AT-X、TOKYO MXほかにて2019年4月2日(火)より放送開始!
アニメ版、この世の果てで恋を唄う少女YU-NO、第一話「You Know?」の感想です。
たいしたことは書けませんが、アニメを見た方が検索して、ゲームの感想のほうに来ていただいているので、その方向けに感想を書きました。なのでネタバレなしで書いています。
原作を知ってる人間的に、100点満点の第1話でした
原作ありの作品がアニメ化されるとよく非難される、原作を知っている人からしたらどうのこうのという観点でいけば、今回の1話は原作大好きな自分からして100点満点だと思いました。
まず、筋書きがオリジナルから逸脱してませんでした。逸脱したからNGってわけではないのですが、とりあえずそうでしたよ、と報告です。論文の発見する経緯などは、ゲームだと自室で発見する流れだった気がしますが(うろ覚え)、時短演出で宅配×2で処理されていましたね。
キャラクターは、主人公の有馬たくやがやや幼い印象に
絵里子先生が原作よりもやや幼いルックスになっているのと、主人公のたくやが原作だと、高校生ばなれした、なんなら大学生かな、くらいの雰囲気を醸し出しておったのですが、アニメでは完全に学園アニメのテンプレ高校生になってました。
ただ、まぁこれは話のテンポを良くする意味でも、良い変更なんじゃないかなと思いました。
ゲームだと、1話の終わりまで行くのにもそこそこ時間がかかった気がしているので、アニメ化されることで贅肉がそぎ落とされて、めちゃめちゃ観やすくなっているなと感じています。
1話の段階で、まだはっきりとしていないこと・謎
ゲーム原作と同じく、謎が謎を呼ぶ第1話でしたが、ざっと書き起こすとこんな感じでしょうか。
・亜由美さんが母親ということらしいが、たくやとの関係がまだ不透明
・美月さんと過去になにかあったのか?
・ジオテクニクスの工事現場(海岸)での落雷事故の詳細
・自宅に送られてきた遺物と謎の論文
・海岸で見た金髪の女性の正体
・いきなり龍蔵寺先生に撃たれそうになった
・龍蔵寺先生が言うように、たくやの父親である有馬広大と母親は生きているのか?
・転校生の神奈は何者なのか?
実質23分くらいの中に、よくこれだけ謎を残したな、と。
僕は細かい点はすっかり忘れてしまっているので、徐々に思い出しながら2話以降楽しませていただきます。
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最後に有馬たくやがタイムリープしているらしきことが判明したところで、1話は終了しました。
少なくとも1話を観た段階では、テンポが良くて、YU-NOの美味しいところどりした良作になるのではという良い予感しかしません。
難しいのは複雑化してくるシナリオを短い尺に編集しなおさなきゃいけなくなる2話以降ですね。多少、心配しつつも、毎話、生暖かい目で見守りたいと思います。