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売手市場なのにESすら通らない!企業からお祈りされる意外な理由。

お祈りされた学生

近年は学生の売手市場。

大手企業は採用数を増やし、本来の実力よりもワンランク上の企業に入社を決める学生も多いそうです。

 

ただ、そんな売手市場にも関わらず、受ける企業受ける企業、ことごとく書類選考で落とされる。そんな学生さんもいます。

 

そこには学生が見落としている意外な事情があるのです。

身の程をわきまえて、中小企業を受けているのに落とされる…

「売手市場とはいえ、自分の大学だと大手はムリかな…」

なんてことを考えて、手堅く中小企業を中心にエントリー。

 

しかし選考を受け始めると、、、予想に反してお祈りの連続。自分では控え目なランクの企業をエントリーしたつもりだけに、ショックを受けてしまいます。

 

実はこれ、あり得ない話ではありません。

と言うよりも、中小企業を受けているとむしろよくあるケースではないかと思います。

 

中小企業ほど、不条理な理由で学生を落とす

規模の大きい会社ほど、システマチックに選考を行います。

 

学歴や適性検査などによる足切りさえ通過してしまえば、あとは比較的、実力次第のフェアな選考になりやすいです。偏った選考をしてしまうと社会的に批判されるおそれもありますから、あまりへたなことはできないのです。

 

ところが中小企業の採用フローは、大きな会社ほど整っておらず、不明瞭な選考基準で判断されていることも多いです。そこに落とし穴があります。

 

中小企業には、女性を一人も採用しない会社がけっこうある

これは残念なことですが、差別的な考え方によるものです。

女性は結婚によって退社したり、出産時に産休によって長期休暇が必要になるケースがあるため、人員に余裕のない中小企業は、女性を正社員雇用しない場合があります。

 

でも、エントリーの段階で拒否すると問題があるために、途中までは受け付けておいて、結局落とすわけです。

 

他にも、働き方がハードすぎて、女性にはとても耐えられない(労災になりやすい・パワハラと言われそう)という理由で、男性しか採用しない企業もあります。

 

上記に関連するかもしれませんが、仮に女性を採用するとしても、一般職(事務員)としてしか採用しない企業もいまだに多いのが現状です。

 

キラキラネームを嫌う企業は多い

採用選考で両親について質問するのはタブーとされています。

 

しかし、企業としては目の前の学生がどんな親に育てられたのかは、とても知りたい情報であるわけです。それを推し量るためのヒントの一つが「名前」なのです。

 

⇒子供にキラキラネームをつける親は常識がない

⇒常識のない親に育てられた子供もきっと常識がないだろう

⇒リスクがあるので不採用にしよう

 

こんなふうに判断されます。あなたに責任は一切ありませんし気の毒ですが、世の中はそういうものだということです。

めげずに頑張っていただく他はありません…。

 

出身地による差別や外国籍の人を採用しない企業も多い

これは良く言われることですが、やはりあります。

経営者や役員クラスの方がそういう差別をする方だとそうなりますね。

 

上にあげても落とされてしまうし場合によっては担当者が叱られてしまうので、最初の段階であっさりとお祈りされてしまうわけです。

会社によっては、女性や外国人などを省くために、業者にエントリー者のリストを仕分けさせているところもあります。

 

顔面偏差値がFランク

書類選考には顔写真をつけていることもあるでしょう。

美男美女である必要はありませんが、やはりそれなりの容姿を求める企業は多いです。

 

容姿のことをあからさまに言うと角が立つので、企業によっては「アピアランス」なんて横文字表現で話をしているところもあるくらいです。

接客や営業職など、対人のお仕事の場合はこだわる企業が多い印象です。

 

売手市場とはいえ、実力以上の企業に入れるわけではない!?

売手市場のいまは、大学OBたちが入社した企業よりもランクの高い企業に入社できる人もたくさんいます。

MARCHクラスを求める企業が日東駒専レベルを多く受け入れるようなこともあります。

 

ただ、それでも限界はあります。可能性が広がるのは、例年よりもせいぜい1ランク下までだと思ったほうがいいです。

 

さらに学歴のハードルはさげても、求める地頭の良さやコミュニケーション力は妥協しない企業が多いです。

つまり、これまでは学歴フィルターで雑に判定していたところを、ちゃんと選考で判断しているだけです。能力のない人でも優良企業に入社できるわけではありません。

 

ここを誤解してしまうと、何社受けても受からないドツボにハマる可能性があります。

 

バイト先をコロコロ変えている

これは非常に印象が悪いです。

アルバイトを次々に変わる人は、忍耐が弱く正社員として採用してもすぐに辞めてしまうのではないか、と思われてしまいます。

 

期間の短いバイトはなかったことにしたり、他のバイトの在籍期間を長く見せるなど、多少のお化粧はしたほうが良いかもしれません。

 

かけもちで複数のバイトをしていたり、学費を自分で払っていた関係でバイト数が多くなっているひとは、何らかの形でその事情が伝わるようにしておきましょう。

 

家族に負担にならないように、アルバイトで学費を稼ぎながら、しかも留年せず大学を4年で卒業した。といったような苦学生エピソードは、比較的企業受けが良いです。ガッツがあると評価してくれます。

 

経験していたアルバイトの種類で、その人の性格や基礎能力を判断される

飲食店で働いていたのであれば、「基本的な接客マナーは備えているだろう」と見てもらえますし、テレアポの経験があれば営業職の採用で喜ばれることもあります。

 

一方で、倉庫内での仕分け作業など、人と関わらない系統のアルバイトばかりをやっている人は、「対人コミュニケーションに難があるかもしれない」とネガティブな評価をされてしまうことも。

 

「バイト経験ナシ」は危険

理系の学生さんだとチラホラいるようです。まったくバイトをしたことがなかったり、単発のバイトくらいしか経験がなかったり。

 

バイト経験がないと社会経験がまったくないことになりますので、企業の担当者としては不安になるようです。

 

3回生、4回生で研究や就活に忙しくなる前。1回生、2回生の余裕のある間にアルバイトは多少なりとも経験しておいた方が、企業に就職するのであれば無難です。

 

塾講師のバイトは、意外と企業受けが悪い

塾講師が主に接するのは学生さんです。

しかも先生と生徒という関係になりますので、一般的な「バイトと客」の関係性とは異なります。

 

いわゆる「お客様」と対峙することがない仕事として見られることが多く、社会人経験の観点で物足りないと思われてしまうことがあるようです。

 

ESで落とされても、落ち込む必要はない

就活を初めて、最初の関門になりがちなのがES。

大学受験のテストとは違い、ESには正解がありません。答え合わせもできません。

 

自分なりに落ちた理由の仮説を立てたり、第三者の意見をもらいながらESをブラッシュアップすることは大切です。

 

でも、いたずらに自分を責めすぎてはいけません。

実際には、上述したような馬鹿げた理由でお祈りされている可能性もあるのです。

 

自分を否定された気がして不愉快だとは思いますが、あまり深刻に受け止めすぎず、ポジティブに頑張りましょう。

明るさとポジティブシンキングに勝る就活スキルはありません。

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