こんなにもハッピーエンドを期待しながら観たのは初めてかも:義母と娘のブルース感想(最終話/10話)
ついに最終回、終わっちゃいましたね。
良かった意外の言葉がほとんど浮かびませんが、以下、義母ムス最後の感想です。
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最終回は意外とテンポがスローで、みゆきがわざと受験失敗するくだりは、ヤキモキしました。
ふとした行き違いで親子の関係が崩れるのではないかとハラハラしながら見ていたので、いつもの倍くらいの長さに感じました。精神力が奪われましたねー。
最終的には、親子の絆が深まったことにホッとひと安心。
途中、亜希子さんが倒れたときには、まさか!
と最悪の結末が頭をよぎったりもしましたが、予感が外れてくれて良かったです。
素直な脚本に感謝です。
僕はだいたい、映画でもアニメでも物語全般に言うことですが、ベタな展開が見たいと思わせられる作品こそが最高のエンタメだと思っています。これが王道の良さなのだと。
作中で亜希子さんが、みゆきが笑うと自分も笑ったように感じると言っていましたが、きっと義母ムスファンは、みんな同じ気持ちだったんじゃないでしょうか。
それこそ、2話とか3話くらいのときから。ずーっと。
いま思い返せば、いつも「どうにかして、この家族、ハッピーになってくれないかなぁ」なんて願いながら、視聴していたように思います。
そして、みゆきが言った一言。
「やりたいことやってよ、お母さん」
みゆきがずっと言いたかった言葉だということが、痛いほど伝わってきます。だって視聴者もずーっと思ってたはずだしね。
だからこそ、麦田のパン屋で生き生き働く亜希子さんの姿を、みんな楽しんで見ていたのでしょう。
よくできた脚本と言ってしまえばそれまでですが、見てる側の頭の中にどんどんセリフが浮かんでくるんですよね。
こんな声をかけてあげたい。
このシーンはこう言うべき、とか。
それぞれのキャラクターに、ここまで寄り添いながら見れるドラマって、あるようでないものです。
最終回が来てしまったことは寂しいですが、続編の大阪編は来年のお楽しみということにしておきます。
視聴率も伸びてるようなので、あり得ない話ではないはず。
それくらいの奇跡は起きてくれてもいいんじゃないですかね。
◎余談
最後、一瞬しか映らなくてよくわからなかった方も多いと思いますが、新幹線のチケットは何が奇跡かと言いますと、
東京⇔東京
になっちゃってるんですね。
ま、これ実際にスマートEXなどのチケットアプリでやろうとしても、エラーが出てとれないんですけどね(←わざわざ試した)
原作コミック、ドラマが終わったので速攻買いましたw
まさか4コマ漫画だとは思ってなかったので驚きです。でも面白い。
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