米倉涼子「リーガルV」3話 感想:安定の面白さだが…
(画像はリーガルV公式より拝借)
Twitterに書こうと思ったけど、やっぱりブログに書こう。
リーガルVについて。
米倉涼子の「リーガルV」
3話にして早くも安定感を感じる内容でした。
この安定感ってのはたぶん曲者で。
マンネリと紙一重なんだよなぁ。
脚本がよくできている反面、良くできているというのは分かりやすさでもあり、分かりやすさは単純さでもあるという。
正攻法では勝てない裁判展開に対して、京極事務所の面々が、それぞれの得意技を生かして調査を実施。
見事に法廷に証拠を叩きつけて逆転V、と。
高橋英樹さんが主演だった時代劇の「三匹が斬る」のような、お約束のパターンが早くも出来上がりつつありますね。
このお約束パターンはそれはそれとして踏襲しつつ、終盤に向けて1話完結のストーリーとはまた別の、天馬法律事務所vs小鳥遊翔子のシナリオの盛り上がりを、いまから楽しみにしています。
大きな物語の枠組みで言うと、菜々緒と向井理を倒して、小日向さん演じる天馬壮一郎と激突するはずなので、1クールのドラマであれば6~7話くらいから、このお約束のパターンが変則的になってくるのではないかと予想しています。
ドクターXのときは、結局、大門未知子の素性が分かったような分からないような明かされ方しかしなかったので、今回はきちんと過去になにがあったのか、1話の伏線をきっちりと回収するエンディングに期待しています。