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池上無双は、ただの失礼なオジサンになっていないか?

一気にわかる!池上彰の世界情勢2018 国際紛争、一触即発編 (毎日新聞出版)

選挙特番。

ぼくはテレビ東京の池上さんが出ている番組をみていた。

 

池上さんの選挙特番は、公明党と創価学会の関係について鋭い質問を投げかけるなど、視聴者があっと驚くタブーに切り込むことで一躍話題となった。その様子は「池上無双」と呼ばれるようにもなるほどで、いまやすっかり選挙特番の名物となっている。

 

ただ、池上無双がだんだん鼻につくと感じ始めたのは、ぼくだけだろうか。

 

初期の頃は、タブーに切り込んだ池上さんを「よくやった!」と思って応援したものだけど、さすがに演出過剰で、今回は単なる「失礼なオッサン」になっている瞬間が何度もあったように思う。

 

一度切り込むと、タブーはタブーでなくなってしまう

公明党と創価学会の問題がまさにそう。

以前は腫れ物にさわるような扱いを受けていたのが、いまでは開き直りというか、そういうもんだという認識で番組が進行されている。

 

タブーだと感じられなくなったとたん、池上さんが公明党に迫る様子が、だんだんとプロレスに見えてくるから不思議だ。

 

視聴者を満足させるために創価学会を攻める風なシーンは一発入れとこう的な扱いを受けていることが画面から漏れ伝わってくると、見ている側はげんなりする。

 

最初に視聴者が興奮したのは、生放送でいきなりタブーと思われていた話題に切り込んだからである。いまや公明党=創価学会はタブーでもなんでもない。 

 

無礼なインタビュアーを演じる池上彰

挙げれば切りがないのだけど、こんなやり取りがあった。

 

<三原じゅん子氏との会話>

池上彰:

今回、神奈川県でですね、三原さんを菅官房長官が応援。一方でもう一人の自民党系の中西けんじさんは麻生副総理が推してますね。

なんか菅さんと麻生さん、どうもここで別の候補を応援していて、なんかやっぱり仲が悪いのかなぁと見えるんですけど、どうでしょうか。

 

三原じゅん子:

いや、私にはそういうことはよく分かりませんが。ただ、――(以下略)

 

池上彰:

はい、大変正直なお答えですね。

仲が悪いのでしょうかと言ったら、いや、そんなことありませんとお答えが来るのかと思ったら、私にはよく分かりませんという。

はい、大変正直なお答えありがとうございます。

 

<山口代表との会話>

池上彰:

創価学会におじゃましまして、池田名誉会長お元気ですかとお伺いしたら大変お元気だというお話だったんですが、こういう大変色んな政治の問題にあったときに、お会いになって意見交換ということはあるんでしょうか?

 

山口代表:

政治家の側が直接お会いすることはございません。

 

池上彰:

はぁ、ということは、向こうから会いたいとか、話をしたいということはあるのでしょうか?

 

山口代表:

そういうお話もございません。

 

池上彰:

あーそうですか。じゃあ最近、全然お会いになっていないということでしょうか?

 

山口代表:

直接お会いしたことはございません。

 

池上彰:

分かりました。どうもありがとうございました。

 

(山口氏との中継終わり。以下スタジオ内での発言)

 

池上彰:

直接お会いしたことはありません、という、ちょっと微妙な言い方でしたけれどもね。

 

この会話、読んでいかがだろうか。

 

新聞などを読むときに言葉尻のニュアンスを捉えて、こういった裏読みをすることがあるのは分かるが、そのテクニックをしつこいほどにゴリ押しするのはいかがなものか。

自らのインタビューに酔いしれているのではないかとすら感じる。

 

鋭く切り込むことと、無礼な質問の仕方をすることは別だ。

議員の先生方に対してこの慇懃無礼な態度はどうかと思う。

限度を超えて不愉快な場面が多々あった。 

 

答えられないことを分かっていながら質問する、陰険さと不毛さ

池上さんは、元ビーチバレー日本代表の朝日健太郎氏に対して、どこの委員会に所属を希望するかをしつこく問いただした。

 

朝日氏はしどろもどろになった。そりゃそうだろう。

根っからの政治家ではない人だ。まともな答えを期待するほうがどうかしてる。

どうせ答えられないのが分かっている質問をしても時間の無駄だろう。

まぁ朝日氏を貶める意図があるなら話は別だが。

 

元SPEEDの今井絵里子氏に対する、沖縄情勢についての質問も意地が悪い。

投票した人の真意は分からないが、知識を求めて投票するなら別の人に一票入れるだろう。

彼、彼女らに国民が期待しているのはもっと別の側面なのではないかと思う。

 

やり方がいちいち露悪的で、池上氏が自らの力を誇示しているようにしか見えなかったのが見ていて辛かった。

 

池上さんも仕方なく演じているのかもしれない

色々書いたけど、テレビなので本当のところは分からない。

池上さんも演じているのかもしれない。

 

池上無双を期待するテレビ局からの要望にサービスしていたら、こうなってしまっただけなのかもしれない。

 

でも、だとしたらもう止めてほしい。

あるいはそれが本性だとしたら、いつもの人の良いオッサンを演じててくれと思う。

 

ぼくが見たい池上彰は、未来世紀ジパングやニュース解説番組に登場する、朗らかなミスター・ニュースとしての池上彰なのである。

学費を無償化するってことは、バカは大学行くなってことだ。

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池上彰の番組で、ヨーロッパは学費を社会が負担するのだと言っていた。

 

ぼくはこの案に大賛成。

 

学費を社会が出す。

社会全体で将来の善き納税者を育てるのだ。

すばらしい考えだと思う。

 

ただし、

 

そう、ただし。

言いたいことがある。

 

バカは大学行くな。即刻働け。

あと学校サボるやつは退学な。

宿題をやらないのもダメ。

赤点も問題外。

 

当たり前だよね。

税金で教育費を負担するってそういうことだろ。

 

お金を出してもらう代わりに結果を出すことを求められる。社会から正しく学業が修められているかの監視を受けるのは当然だ。

 

都知事の舛添さんがぐっすり眠るためにファーストクラスを利用すると非難されるように、 学生側も、厳しいチェックを社会から受けることは覚悟しなくてはならない。もちろん校則もきっちり守ってもらう。

 

日本の大学生は、まじめに勉強しないことで有名だ。入った者勝ちで卒業が楽だからだと言われているけれど、実際、在学中にアルバイトばかりしていたり、遊びほうけていたり、非情に残念な現状がある。

 

しかし学費の無償化は学生にとっても、もちろんメリットは大きい。学費が無料になれば、過度なアルバイトの必要はない。そのぶん勉強や研究に時間を費やすことができるだろう。

 

思う存分、学べる環境が整うのである。

 

学費の無償化は、教育格差を拡大させる

学費を無償化するためには財源を確保する必要がある。偏差値の低い大学への補助金は今以上に減らさざるを得ない。あるいはゼロになるか。

 

学費の無償化とは、つまり投資対象の絞り込みである。

見込みのあるところに、集中投資するということだ。

 

偏差値の高い大学のみが生き残る。いわゆるバカ大学は消える。ただ、親が子供の学費を払える家庭がいくらかあるので、ある程度は生き残るだろう。

 

この政策がスタートすれば、私立大学の学費はさらにあがるだろうから、家庭が貧乏かつ偏差値の低い子どもは、高等教育を受けることができない社会になる。

 

実質の教育格差は前からあったかもしれないが、いよいよ学歴の格差は拡大することになるだろう。結果、少子化は一層進行するかもしれない。

 

 

とはいえ、色んな利権渦巻く日本が、そんなドラスティックな改革を行うことはない。

日本は大学で遊びほうけるバカに優しい国であり続ける。

 

しかし、3流大学を卒業して、ブラック企業にしか就職できなかった彼らは間もなく気が付くことになるだろう。

 

大学の4年間は、人生の長期休暇を先取りしていただけなのだ。

 

自覚のある学生諸君は心して遊びたまえ。

ブログにメニューバーを設置したら、自分の書きたかったテーマが見えてきた。

ブログを更新していて、ずーっと思ってたことがあるんですよね。

でも、めんどくさいから考えずに放置していました。

それは何かというと、

 

ブログにメニューバーを設置したい!

ってこと。

タイトル下にメニューバーをつけている人が増えてきて、いいなぁ、うちのブログにもメニューバーつけたいなぁとずっと思っていました。

 

で、なにげなくブログテーマを探していたら見つけたのがこれ。

 

作業はコピペで簡単にできました。

 

ぼくの場合は他にも色々とカスタマイズしていたせいで手間取りましたが、単にこのテーマを実装するだけなら最短数分で可能だと思います。

 

スマホでご覧いただいている方向けに、念のためPCで見たときのキャプチャー画像もUPしておきます。

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こんな感じの仕上がりに。

ブログのタイトル下にメニューを設置することができました。

 

スマホ対応(レスポンシブ)なので、ブラウザの幅を縮めていくとメニューが隠れます。スマホでは最初からこの状態になっているかと思います。

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で、右上のボタンを押すと、こんな感じでメニューが開きます。

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おー、すごい!

最近のホームページでよく見かけるあれです。

これがコピペで実現できるとは…ありがたい。

 

全体のカラーも細かく変更できます

さきほどのサイトの下部にコメント欄があります。

そこで色んな方がテーマのカスタマイズの仕方について質問しており、制作者の方が丁寧に回答しておられます。

 

見よう見まねでぼくも色を変更。

とりあえず初音ミク風にしてみました。鉄板の配色です(と思っています)。

 

細かなデザインの調整については、まだ自分としては詰め切れていないと言いますか、定まってない感があるので、あとでまたちょこちょこと変更するかもしれません。

 

ブログのテーマ変更についてのお話はこれで終了です。

(改めてid:shiromatakumiさんありがとうございました)

 

ここからはブログにメニューバーを設置したことで、改めて考えさせられたことについて少しだけ書きます。

 

メニューバーの中身はどうするの?

喜び勇んでメニューバーを設置したは良いものの、ひとつ大問題が発生しました。

 

で、メニューバーの中身はどうするの?

 

うわー、そこは深く考えていなかった…orz

こればかりはコピペできません。自分のブログの問題ですから。

 

急きょ、改めて自分がどんなことを題材に記事を書いているのか見つめ直した結果が現在のメニューバーであります。

 

ぼくはカテゴリーを細かくわけていなかったので、一部のメニューについては、ブログ内検索の結果画面に飛ぶように設定しました。

 

あとは、自分の意図した記事が引っかかるように、あるいは意図しない記事が引っかからないように、それぞれの記事内のキーワードを点検していくのみです。

 

ブログで扱うテーマが、ブレブレだった

メニューの見出しは最大5つまでの仕様。

だからこそ、絞り込みに苦労しました。

 

他にも、

 

ライフハック

サブカル

英語

買い物

飲み会

 

など、セグメントの仕方によっては色んなメニュー案が浮上してしまい、実を言うとまだ迷っている最中だったりします。これからいくつか入れ替えるかもしれません。

 

ただ、今回のブログのデザイン変更は、長らく更新を続けてきてストックされていた記事たちを俯瞰して見る良いきっかけになったと思っています。

 

新しい視点をいただけたことで、ブログ更新をさらに楽しめそうです。

そもそも低学歴の凡人に、フェイスブックを使う資格はなかった。

若者のフェイスブック離れが進む“SNS疲れ”の深層 | データで読み解くニッポン | ダイヤモンド・オンライン

SNS疲れについての記事。

 

若者を中心にSNSの利用率がどんどん低下しており、その一番の原因は「他人のリア充投稿にうんざりしてしまう」とのこと。

 

一部の非リア充がわめいてるくらいの認識だった「SNS疲れ」が、いよいよ一般ピープルの層にまで着実に降りてきているのがよくわかります。

 

ところで、記事を読んで、

あー!たしかに!!

と改めて思ったのが、この一文。

 

そもそもフェイスブックはハーバード大学の学生交流を目的として生まれたサービスだったし、どちらかというと、我が世の春を謳歌している人のためのサービスなのでは、という気がしないでもない。

 

そうだ。そうだよ。

すっかり忘れてたけど、

ザッカーバーグはハーバード出身者だった。

 

そしてFaceBookは、元々、ハーバードの大学生たちがインナーで使っていたローカルなSNSだったのだ。

 

つまり、「SNS疲れ」とは、ハーバード大学に通う選ばれし者たちが使っていた高尚なツールを凡人が使うようになった結果、うまく使いこなせず勝手に息苦しさを感じているだけの現象だったのだ。これは恥ずかしすぎる。

 

言われてみれば頷くことばかり。

 

我が物顔でフェイスブックを更新している人たちは、一定以上のスペックを持つ人が多い。何不自由ない幸せな家庭を築く、ということまで含めて、社会的に一定の成功をおさめている人がほとんどだ。

 

ぼくのタイムラインを改めて見てみても、ハーバード大学生と比べると見劣りするかもしれないが、それなりに人生を勝ち抜いている人たちの充実した投稿が多い。

 

フェイスブックとは持つ者たちの社交の場であり、持たざる者に開かれたスペースではない。若者になるほどフェイスブックの利用率が低下していることは、世代間の格差を象徴しているようでもある。

 

フェイスブックがメールの代用品であるLINEほど普及しないのは必然。だってメール機能が公共交通機関や国産車だとすれば、フェイスブックはフェラーリとかランボルギーニだもの。

 

爆発的に広まったばかりに、みんながやっていて当然のような錯覚を覚えたけれど、実際は、日本の5割~6割くらいを占める下流の人たちには無用の長物だったということ。

 

なぜ自分が、そこまでフェイスブックに熱心になれないのか。これまでで一番しっくりくる説に出会えて、すこしスッキリした気がした。

 

ところで、最近流行っているインスタグラムを作ったのは、kevin systromとmike kriegerというスタンフォード大学の出身者らしいけど、こちらは純粋に一般利用を前提としたサービスとして開発されている。ツイッターも同様にウェブサービスとして企業がリリースした。

 

フェイスブックの起源はやっぱり特殊なのだと思う。

「食べログ」の腐敗の仕方と「はてなブックマーク」の腐敗の仕方が酷似している。

ちなみに、当初つけていた記事のタイトルは「スマホで食べログのPC版(無料でランキング表示)を見る方法。」。書き進めるうちに、記事の趣旨が変わってしまったので、記事タイトルを変えてみました。

 

 

ある日突然、スマホで食べログのPC版が見られなくなって困ってました。

 

というのも、スマホ版のままだとランキング表示するのが有料なんですよね(PC版だとランキング順にお店が並んだものを無料で見れるけど)。

 

ランキング順に並べられなければ、食べログの価値は半減。

これは困ったぞ…どうしよ(´・ω・`)

 

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以前は、画面の一番下の方に、

PC版に切り替えるボタンがあったはずなのに、

これがなくなっていたんです。

 

くそー食べログめ。

足元を見やがって。

意地でも見るかと思って、

ググったら解決方法が見つかりました。

 

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右上のメニューボタンをポチッと押すと「PC版サイトを見る」というボタンがあるので、これを押せばOK。以前のようにスマホでPC版サイトを閲覧できます。※ちなみにandroid版のやり方です。

 

 

まぁ、ここからは愚痴なんですが、こういうやり口って嫌だなぁと思うわけです。リテラシーの低い人からお金を巻き上げようとしてる感がありありと伝わってきます。

 

ググって簡単に見つかるものに対してリテラシーとか言うのも、リテラシー低そうな発言だと思いますけど、世の中には調べるのがめんどくさい層もいて、そういう人を狙い撃ちにしてた、陰湿な仕様変更に感じます。

 

ケータイ電話やネット回線の料金体系なんかもそうですが、あえてユーザーに不便を強いておき、お金を取ろうとするやり口は嫌いですねぇ。

 

食べログも、今年でいよいよリリースから10年経ちます。

 

当時、ユーザーが少なかったときは良かったんですけどね。一部の熱心な人が新しい店をどんどん開拓して、書き込んで、それを読んだぼくたちは、その店に行って、、、

 

すごい!ほんとうに美味しかった!

食べログってスゲー!

レビュワーさんありがとう!

 

とか、まじめに思っていました。

いやぁ、いいサービスだったなぁ。

 

が、しかし、時は流れ2016年。

いまや食べログは影響力を持ちすぎました。

いや、影響力といってもニッチなんですけどね。

あくまで食べログユーザーの中だけで、爆発的な拡散力を持つと言いますか。

 

ただ、それなりに数が増えて来ると便利さよりも弊害のほうが目立つようになってきました。

 

以前はレビューを見てお店に行っても普通に入れたのに、最近は、食べログで高得点の店は予約しないとスムーズに入ることは難しくなってしまいました。焼き鳥屋で予約なんて、よほどの店でなければ必要なかった気がするんですけどね。

 

いまじゃ、裏路地の落ち着いたイイ店見つけた!って喜んでいたら、あっという間に食べロガーに発見されて、グルマンたちの巣窟と化してしまいます。ユーザーが少なかった頃は、店の流行り方がもうちょっと緩やかだった記憶があります。

 

あきらかに名店で「ここは流行るね」と言いつつ通っていたお店が徐々に徐々に流行りだして、そのうち予約しないと入れなくなって足が遠のく。応援していたアーティストがブレイクして、ライブの席順がどんどん後ろになってしまう寂しさと似たこの感じ。

 

これはこれとして風情があって個人的に好きだったのですが、最近はもう、一瞬ですよね。たまたま入った店が「つい一週間まえにオープンしたんですよ!」とか言っていて、それから一週間後に「あそこの店、良かったもう一回行ってみよう」と訪問したら、、、満席。

 

食べログに古参レビュアーが書き込んでおり、そのフォロワーたちが「お気に入りのレビュワーさんが訪問していたので、さっそく行ってみました」とか言って、書き込んでいる。見ると点数もうなぎ上り。ランキングでも良い位置につけているじゃありませんか。

 

もっとすごい店になると、ブレイクした勢いで2店舗目、3店舗目をあっというまに展開していたりもします。個人商店とは思えない勢いで店が拡大していく様は、圧巻であり、異様でもあります。

 

最近は頼みの綱だった点数機能も崩壊気味で、なぜこんな店が、と思うような平凡なレストランに高得点がついていることも増えました。有力なレビュワーが高得点を入れると、お店の点数が跳ね上がってしまうためです。

 

それを知ってか、お店の中には、有力レビュワーをレセプションに招いて、よいしょクチコミを書いてもらう輩も出始めました。一方的に評価される側だった店が、逆に食べログの仕組みを逆手にとって、宣伝ツールとして活用をしはじめたのです。

 

食べログは、当初、クチコミを通じておいしいお店を探せる便利なツールだったはずなのだけど、いつしか飲食店が事業成長を加速させるためのツールにすり替わってしまったような気がしています。

 

さらには、その波に乗っかり、運営の側からお店のPRを想定した掲載プランも出る始末。

 

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リリース当初のツールとしての思想がどんどん薄れる一方で、金が集まり影響力が増大していきます。

 

でも、紙面にノイズが増えれば増えるほど、クチコミ機能は以前よりも低下していくので、純粋なヘビーユーザー(書き込まず、クチコミを参考にするだけの人)は離れていきます。

 

一方で、承認欲求を満たしたいレビュワーは人が集まるほどに、一層沸いて出てきます。お互いにいいね!し合って、お互いがおススメする店に行き合って、気持ちよくなっているわけです。

 

食べロガーの中には、自らサイトを立ち上げてグルメブロガーにクラスチェンジする人も現れます。メディアに登場しちゃう人も現れます。カリスマ食べロガーと持ち上げられて、あの店は俺が書き込んだから流行った、とか言い出すわけです。

 

で、そんなカリスマが「再訪はありません」と、無慈悲なコメントで新参店を閉店に追い込むわけです。

 

そういえば、脱サラして店を始めた、って言ってたあのオジサン、どうしちゃったんだろうなぁ…。やっと独立できたんすよ、って楽しそうに料理作ってた兄ちゃんは、どうなったんだろう…。みんな元気にしてるだろうか……。

 

ぼくが大好きだった食べログは、どこへ行ってしまったんだろう(´・ω・`)

 

 

これ、食べログの話を書いたつもりなのだけど、言葉を入れ替えたら、そのまま「はてなブックマーク」の話になりそうだと思いませんか?

 

腐敗の仕方が酷似してると思うんですよね。

「翔んで埼玉」の感想。まさか百美ちゃんが○○娘だったとは…。

翔んで埼玉

 

翔んで埼玉。

買いました。

読みました。

 

で、感想です。

 

「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」

の迷ゼリフも、物語がはじまった直後にさっそく登場!キター!!

 

テレビ(月曜から夜ふかし)で紹介されていた埼玉ディスリ場面の数々はバッチリ健在で、テレビで見たシーンが出てくるたびに、おーこれか!とニヤニヤしてしまいました。

 

というより、テレビで紹介されていたのなんて、ほんの一部ですね。

 

全編にわたってあますところなく、埼玉ディスリ一色に染められたお話。期待を裏切らない面白さです。

 

この場面はテレビに出ていたか記憶が定かではありませんが、街の食堂もこの通り。

埼玉県民用メニュー

 

埼玉県民用

・残飯定食

・サンマの骨定食

・下水ライス

・犬のよだれご飯

・雑草まぜご飯

・どぶ板定食

・ネズミカツ

・猫の死骸焼き

 

もうね。ひどすぎw

かろうじて、雑草まぜご飯くらいは食えそうwww

 

とまぁ、埼玉ディスリについては、読み始めて早々に期待通り、むしろ期待以上だと感じたのですが、もっと驚いたのはこの事実。

 

百美

 

えっ(´・ω・`)

百美ちゃんて、男の娘だったの??(汗)

 

テレビの紹介ではその辺の補足説明がなかったので、ふつうに男女の話だと思ってました…。帯にガッツリ「埼玉版ロミオとジュリエット」とか書いてあるし。

 

と、ぼくにとっては衝撃の事実を受け入れつつ読み進めること十数分。

 

読了。

 

いやぁ面白かった。

 

で、読み終わって、ふと気がついたのですが、

後半は、埼玉のことなんてどうでも良くなってましたね。

 

最初は埼玉ディスリが登場するたびに、一言一句を噛みしめながら読んでいたのですが、中盤以降は完全に、埼玉がそういう存在だと、受け入れてしまっていたようです。

 

すっかりマンガの世界観を受け入れたぼくは、埼玉ディスリそっちのけで、百美と麗、2人の物語の行方を全力で追いかけてしまっていたのでした。

 

ただまぁこの漫画。キリの良いところまでは描かれているものの、完結はしておりません。

 

まだまだ続きがありそうなところで終わっているので、魔夜峰央先生には横浜から埼玉に移住いただいて、続きをぜひ描いていただきたいものです。

 

ちなみに、この本。

「翔んで埼玉」のページは全体の半分強くらいで、別の話も2つほど入っていました。

 

茨城が東京より都会

画像はそのうちの1つで「時の流れに」というタイトルの作品です。

「茨城の方が東京より都会」という舞台設定w

 

まぁでも、一番面白かったのは、やっぱり翔んで埼玉でしたね。

半分ネタで買ったつもりが、予想に反してかなり楽しめました。

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)

  • 作者: 魔夜峰央
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/12/24
  • メディア: 単行本
 

この惑星には『YouTuber』になるという勝ち方もある。

この広告画像、見かけた方は多いと思います。

ユーチューバーの木下ゆうかちゃんの画像です。

木下ゆうか

  

この人が何者かと言いますと、ぼくの知っている範囲では、テレビ番組の大食い選手権でたびたび見かける大食いアイドル、という感じ。ちょいちょい大食いがからむ他のバラエティでも見かけていました。

 

ぼくは大食い選手権が大好きで、昔からその手の番組をずーっと追いかけてきた人間です。いまでも大食いの番組を見つけると、ぜったいに見ちゃいますね。そのくらい大食いを見るのが好きです。

 

さて、この木下ゆうかちゃん。履歴をさかのぼると実は1年半くらいまえから動画をアップしはじめているようです。ぼくがYOUTUBEにも動画をUPしているのを知ったのは、最近になってYOUTUBEのCMやWEB広告が出るようになってから。

 

【大食い】甘太郎さんで焼肉55品特選コース食べてみたよ!【木下ゆうか】"55items"-BBQ |Japanese Girl did Big Eater Challenge

 

でも、木下ゆうかちゃんは、初出場のころからずっとウォッチしていたものの、実はテレビの大食い選手権では、本選に出場するも一度も優勝したことがないのです(予選除く)。

 

にも関わらず今回テレビCMにも出て 、優勝経験のある「もえのあずき」よりも目立っている感があるのは、すごいなぁと。可愛いので得してる部分もあるとは思いますけど、改めて、やっぱりYOUTUBEの力は偉大だなぁと思うわけです。

 

同じく、メイク動画でYOUTUBE広告に登場する「佐々木あさひ」という方もいますよね。この方もやはり、メイク技術で世界一とか日本一というわけではありません。でも、動画は大人気でCMにも出ました。

 

どうやらYOUTUBE専門のプロダクションがあるようで、

UUUM(ウーム)

木下ゆうかちゃんも佐々木あさひさんも、ここに所属しているようです。ホームページを見ると、ヒカキンが最高顧問とか書かれています。

 

「なんだそういうことかよ」「カラクリが分かってがっかり」といった話をしたいわけではありません。むしろ逆です。ぼくが言いたいのは、形はどうあれYOUTUBEという媒体は、ナンバーワン以外の勝ち方を、この世の中に作った、ということです。

 

YOUTUBEで人気、という勝ち方を作ったのです。

 

この考え方って、けっこう他のものにも言えることで、たとえば僕がたまに見ているクックパッドでも、レシピのランキングがあります。ここに載っている人たちはプロの料理人じゃないけれど、クックパッドのおかげで、レシピで一位という栄誉を手に入れることができました。

 

ぼくがいま書いている「はてなブログ」もそうです。

はてなブログは「はてブで有名」「ブクマ数」という、まったく新しい指標を作りだした。しかし、有名なはてなブロガーが必ずしもプロのライターというわけではありません。でも、はてなブログで有名になることは、プロのライターになることよりもよほど難しく、権威のあるものになっています(なってるよね??)。

 

 

インターネットの登場により、人々の意識の垣根がどんどん外に広がっていきました。世の中の凄い人たちが可視化されすぎたせいで、仲間内で一番、クラスで一番、地域で一番という、お山の大将的な承認欲求の満たされ方が難しくなり、相対的に幸福を感じる人が減ったように思います。

 

YOUTUBERのようなラベリングは、人々が自信を喪失しがちな世の中にあって、必要な存在だと思います。失われつつあった「井の中の蛙」的な幸福を作り出すことができるからです。

 

学校の運動会で、順位をつけないようにするのは変だという議論が、昔、ありました。ぼくもそう思います。学校がやるべきは、徒競走の順位をつけないことではなく、種目を増やして、たくさんの子供が一位をとれる運動会を目指すことです。あるいは、運動会以外のイベントをもっと増やして、運動以外に得意のある子供たちにもスポットライトが当たる機会を、たくさん作ってあげることです。

 

「好きなことで、生きていく」ことは、「好きなことで、ほめられる」こと。YOUTUBEの広告キャンペーンは、とても素晴らしいと、ぼくは思います。今回の新シリーズの広告を見て、改めてそう感じました。

「月曜から夜ふかし」がステマだった件。

みなさんは「月曜から夜ふかし」というテレビ番組をご存知だろうか。

 

知らない方のために説明すると、「月曜から夜ふかし」は、マツコ・デラックスとセキジャ二の村上信五が司会を務める、世間で話題となっている様々な件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする、日テレの人気番組である。

 

月曜から夜ふかし|日本テレビ

 

この番組がブームの火付け役となって、他の番組やメディアに影響を与えた事例は、株主優待で生活する「桐谷さん」や埼玉のラッパー「イルマニア」など数多い。

 

ぼくも何を隠そう、桐谷さんに憧れてちょっとだけ株を買ってしまった。ラップはやらなかったが。あと、個人的にパリピ(パーティーピープル)という言葉を初めて聞いたのも、この番組だった。

 

だが、今、この「月曜から夜ふかし」に、ひとつの疑惑が生じている。

 

ステマ

 

である。

 

事件は11月2日(月)の放送でのこと、

 

人気コーナーである「視聴者の依頼にこたえてみた件」のコーナーで起こった。

 

番組ではすっかりお馴染みとなった埼玉に関する話題で、なんと、埼玉を強烈にディスっている、ありえない漫画があるというのである。

 

その名も、

 

翔んで埼玉

 

少女漫画「パタリロ!」の作者、魔夜峰央先生が1986年(古っ!)に描いたとされる漫画だそうで、

 

作中のセリフでは「生まれも育ちも埼玉だなんて おお おぞましい」といった、埼玉ディスリが激しく飛び交う、なんとも、おお、おぞましい内容の漫画なのである。

 

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ここまでは良かった。

いつもの楽しい月曜から夜ふかしである。

 

しかし、ぼくがいけなかったのは、「翔んで埼玉」に興味を持ちすぎてしまったことだった。

 

こともあろうか、Amazonで検索してしまったのである。翔んで埼玉を。

 

すると、なんということでしょう。

 

中古品がマーケットプレイスで買えるのかと思いきや、復刻版が12月17日に発売されるとあるじゃありませんか。しかも予約受付中ですと。

 

おお、おぞましい。

 

これは俗に言う「ステマ」ではないのか。

 

証拠はこちら。

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)

  • 作者: 魔夜峰央
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/12/24
  • メディア: 単行本
 

 

ちなみに、この件の依頼をした視聴者は「福岡県のジロウさん」らしい。

 

さて、

 

これで次回の「視聴者の依頼にこたえてみた件」のネタは、完全に決まりましたな。

 

福岡県の視聴者「ジロウさん」は実在するのか問題

 

これしかないでしょう。

 

ジロウさんは、テレビ局スタッフなのか、スタッフの関係者なのか、それとも漫画の作者本人なのか。あるいは中西ディレクターの仕込みなのか。
 

次回の「月曜から夜ふかし」からも、目が離せない。

みんながどうやってブログ名を考えたのか、考えてみた。

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ブログをはじめて2年。

先日、ようやくブログ名が決まりました。

 

とりあえず書き始めるのが先だと、ひとまず「ブログ名(未定)」という仮の名前でスタートして、結局そのまま何となくここまで来てしまっていたんですよね。

 

名前を考えるにあたって、既存のブログ名をいろいろと見て回りました。

 

そのときに何となく自分なりに分類してみたのが、以下の内容。

せっかくなので、新ブログの記事1発目として公開してみます。

 

1.名前をブログ名に入れる系

Chikirinの日記

しっきーのブログ

中川龍のヒマつぶしブログ

ICHIROYAのブログ

シロクマの屑籠

日なたと木陰

やまもといちろうBLOG(ブログ)

鈴木です。

 

ハンドルネームや実名、屋号をブログ名にしている。

PVがすごかったり、読者が多かったり、バズっていたり、

とにかくメジャーな方が多いですね。

リアルと連動させて活動されている方も多いようです。

これはちょっと真似できそうにありません。

というかそれ以前に、halmaliという名前が分かりにくすぎて使えません。

 

 

2.日記、を別の言い方にした系

インターネットの備忘録

自省log

散るろぐ

クソログ

 

それぞれ、「備忘録」「log」「ろぐ」「ログ」と、日記やブログというありきたりな言葉を言いかえて使っています。

スマートでいいなぁと思いつつも、いまやると他所と似たような感じになってしまう気がして、これも却下。

 

 

3.スタンス表明系

はてな村定点観測所

脱社畜ブログ

自分の仕事は、自分でつくる

心がよろけそうなときに読むポンコツ日記

かくいう私も青二才でね

手の中で膨らむ

 

ブログ名が、自分のスタンスや考え方、

趣味、ブログの運営目的の表明になっています。

この辺りが現実的なのかなぁ。

ブログ内容と連動したネーミングはSEO的にも良いと聞きますし。

 

 

4.インスパイア系(元ネタあり系)

Everything you've ever Dreamed

太陽がまぶしかったから

今日はヒトデ祭りだぞ!

あざなえるなわのごとし

 

「Everything you've ever Dreamed」はエヴァンゲリオンの曲名。

「太陽がまぶしかったから」は小説、異邦人の中に出てくる言葉。

違ってたらすんません。

既存の何かから引用、オマージュしてブログ名にするパターンですね。 

ヒトデさんはハンドルネームでもあるけど、紹介文を読んだら元ネタはCLANNADだと書いてありました。

「あざなえるなわのごとし」は、ことわざ?格言?の一部でしょうか。ググったら「禍福は糾える縄の如し」というのが出てきました。

 

ぼくの場合は、ここではじめて書きますが、
halmali=ハルマリ=波留 真理=RD 潜脳調査室

 

から取っていたりします。

本当は同じ作者の作品で、大好きな「攻殻機動隊」から拝借しようと思ったのですが、メジャーすぎる作品からパクると元ネタがすぐに分かってしまうので、それが何となく嫌でこんな回りくどいことになっています。

というか最初は、ブログ名どころか、ハンドルネームを考える作業も苦痛でした。

 

 

5.収益系

クレジットカードの読みもの

 

狙ってるところにピンポイントの、ブログタイトルですよねー。

僕もあやかってキーワードを連呼しておこう。

クレジットカード、クレジットカード、クレジットカード…

アメックス、アメックス、アメックス…

まぁこんなところで良しとしましょう。

 

ちなみにぼくのNo.1のオススメは、ポイントの還元率もそこそこで、ポイントの用途も幅広い楽天カード( 6年連続顧客満足度No.1)です。

 

 

6.煽り系

まだ東京で消耗してるの?

 

高知で広末涼子のつぎに有名な、イケダハヤトさんのブログです。

ミッション表明系と言えなくもないけど、

他の方々と同じカテゴリーに入れるのは、何かためらわれたので。

個人的には結構好きで、定期的にウォッチしています。

 

 

7.語感がいい系

ゆとりずむ

ぐるりみち。

 

語感がいいと言いますか。

リズムを感じるタイトル名なのです。

覚えやすく、口にしやすいタイトルという感じがします。

こういうのいいなぁ。ステキだなぁ。

と思いつつも、いい案を閃ける気がまったくしません。

 

 

まとめ

ここまで書いて改めて思ったけど、ブログ名考えるのって難しすぎです。

ドラクエの主人公の名前をずっと「えにくす」でプレイしていた、ネーミングセンスゼロのぼくには辛い作業でした。ただまぁ、一応は求人ライターっていうプロフィールなので、就職とか就活とかに絡んだ名前にしたいとは思うけど…。

 

とか何とか、あれこれ悩んだ末に、ようやく決めたのがこれ、

 

「就活を食べてます」が、新しいブログ名です。

 

日本語的には「就活で食べてます」が正しいのですが、

引っかかりを作るために、あえてこうしました。

アイコンもタイトルに合わせて、変更。

 

ついでにこれを参考にドメインも取得。

はてなブログで独自ドメインにする場合はこの記事を読んでちゃんと予習してからやろうね - 攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚

元のURLとの関連付けやら何やらにはミスった感がありますが、

まぁ良しとしましょう(笑)

 

心機一転、また一歩ずつスタートです。

 

<追記>

その後、ブログ名を「ツイブロ」に変更しました。

 

サブブログのタイトルに使っていたものを、こちらの方がしっくりくるという理由でメインブログのタイトルとして使うことに。アイコンも変更しました。 

ツイブロの由来は、ツイッターに呟くみたいにツイーっと書き込むブログ、から。気楽に更新していきたい希望を込めたブログ名です。

 

本当はもっとSEO対策チックな名前にしたいのですが、適当なネーミングが思い浮かばないのでずっとこれで続けています。

はてなブロガーは、改めてキモいなぁと思った(ほめ言葉)。

はてなブロガーのニコ生の放送を見た。

ショッカーさんと斎藤さんが、はてなブログ界隈のことを楽しそうに話していた。

 

わりと整った顔立ちのショッカーさんですら、ニヤニヤと楽しそうに話す姿は、ちょっとオタッキーでキモく見えた。

それを見ていいなぁ、と思った。

東京で消耗するのって楽しそうだなぁ、と思った。

 

マニアックな世界を共有し合えている同士だからできる、濃い話。文脈。

 

話の内容は6割くらいしか分からなかったけど、有名なブロガーさんたちが意外とリアルでも交流していて、楽しそうにやっているのが伝わってきた。

 

プロ野球選手が、試合のときはガチだけど、オフの時はメールして一緒に遊びに行ったりしているのと同じように、ゆるやかな仲間意識というか、同じ世界の人間同士通じるものがあるんだろうなぁ。

 

僕はオタクでいることが怖くなって、何かに執着する生き方をやめてしまった人間なので、好きなことを好きです、と正直に言える人たちがとっても羨ましい。人目をはばからず思いきりそれを満喫できる人たちがとっても羨ましい。

 

はてなブロガーって改めてキモいなぁと思った。

すごく良い意味で。

マックや王将にたむろして、戦利品について語り合うオタク集団的な意味で。

 

動画のコメント欄には、他の有名はてなブロガーさんも集合していた。

互助会どころの騒ぎじゃない。

もはや、はてなブロガーはサロン化してるなと思った。

そりゃ手斧もモヒカンもねーYOと思った。

コカ・コーラとペプシが、いちゃついてるのと同じだと思った。

 

放送中にでてきた「青二才さんはもうちょっと痩せた方がいいよ」みたいな、カジュアルに相手をディスれる人間関係って、リアルでも意外とできないんだよなぁ。

 

以上、はてな村電波放送局・第2回「はてなの闇」は、オールスター感謝祭だったね、というお話でした(違)。

 

なんだかんだで3回目が楽しみです。

婚活サイトが、ついに非モテを見放したらしい。

女性が結婚相手に求める年収は高過ぎるのか? - ゆとりずむ

あいかわらず結婚ネタは人気だし、僕もついつい読んでしまいます。

 

ただ、このエントリーに出ていた色んな図表を見ていると、やっぱり結婚するには、いまの人の経済状況って相当にきびしいようで。

 

僕は仕事柄、いろんな仕事の年収例をお聞きすることが多いですが、30歳で400万を切るような年収例にお目にかかることは、職種問わずそうそうありません。ってことは、クライアントが提示してくる年収例ってのは、あれはやっぱり嘘なんですかね。実はみんな300~350万円くらいでこき使われているということなのでしょうか。そうでなければ、説明がつきません。

 

さて、お金のはなしよりも、今日言いたいのはこれです。

というより、見せたいのはこれです。

このバナー広告。

 

f:id:halmali:20151012134925j:plain

 

これ。僕が貼ってる広告じゃないですよ。

よそのサイトを見ていたときに表示された広告画像を

そのまま張り付けただけです。

 

最初見たときは、「なんだ、また婚活サイトのバナーか、バカにしやがって」とか思っていたのですが、キャッチコピーを見た瞬間、?????????!となりましたね。食べていたうどんを吹き出しそうになりました。

 

“別れたから結婚できました。(32歳/会社員)”

 

って、おいおい。

これじゃもう出会い系サイトと同じじゃないですか。

 

別れたってことは、そもそも付き合えてるじゃん。

婚活サイトなんか使わず、またフツーに相手見つけて付き合えばいいじゃん。

 

というのもあるし、前の人と別れたから新しい出会いに恵まれて、そのおかげで結婚できました、という、別れたことを肯定させるようなロジックになっているのがゲスいですね。

 

実態はどうあれ建前としては、男性と女性の縁を取り持つビジネスをなさっているわけなのだから、安易に「別れる」というワードを使っちゃうのはとても微妙です。

 

まぁたしかに、適齢期をすぎていまだに異性に縁がないような人たちを相手にするより、すでに付き合えている人や結婚経験のある人を相手にしたほうが効率的ですからねー。

 

やっぱり、色んな企業が参入して競争が激化していくなかで、さらに売上を伸ばしていくためには、まだ婚活サイトの手垢のついていない、フレッシュな会員を獲得する必要があるんでしょうね。売れ残りの既存会員だらけになると、サービス自体が死滅してしまうというのもありますし。

 

いろいろ批判しましたが、そんな風に考えると、新規会員獲得の次の一手としては、案外、うまい広告なのかもしれません。

 

ただまぁ、非モテ最後の砦であった「ま、最悪、婚活サイトつかえば結婚できるっしょ」という甘い考えは、これから先、通用しなくなってくるのかなぁと思いました。

「はてな」は、ぜんぜんウェーイじゃない。

 

 この辺の記事を読んだんですよ。

 

cyberglass.hatenablog.com

 

togetogemaru.hatenablog.com

 

最近、はてなにウェーイ系の人が増えてきて居心地悪いなって話です。

僕は全然別の感覚をはてなに持っていて、最近はてなのバズってる記事で自分の興味のないのが増えてきたなーと思っていたのですが、よくよく考えてみると、ウェーイ族が関係しているのかもしれないと思って、ハッとしましたね。

 

ただ、これは神の手と言いますか、サイバーメガネさんが書いていたように、はてなの人たちの推しブロガーの系統が変わっただけであり、全体の分布そのものが変わってしまったわけではないと思うのですよ。

 

実際、現実の身の回りを探しても、ウェーイ系の人ってそこまで多くないし、心の底からウェーイな真性ウェーイ系の人なんて、まぁほとんどいません。

 

ぼくが働く人材業界って、世間的にはウェーイ系の巣窟みたいに思われていると感じています。バリバリ働いて、ズコバコやって、いいね!なう、みたいな。10人いたら9人くらいウェーイ系でも不思議じゃない。そんなイメージだと思うんです。

 

でもね、実際そうでもありません。確かにいますよ。手の付けられないようなウェーイが。そいつらのウェーイはすごくて、はてなのウェーイがゥェ-ィくらいに見えるレベルのウェーイですよ。そりゃ。毎週末クラブにでかけて以下略みたいなヤツらがいますよ。

 

ただ、そんな真性ウェーイなヤツらは、やっぱり全体の1割もいません。5%くらいじゃないでしょうか。たいていはフェイスブックでリア充ぶってるだけの、仮性ウェーイたちです。

 

どこそこに行ってきました。

○○を食いました。

いま○○さんと、どこそこにいます。

子どもが○歳になりました。

 

これ。投稿だけ見ると、眩しすぎて、いいね!ボタンが見えないレベルの、華麗なるウェーイっぷりなのですが、実際その人と会って話すと、たいしてウェーイじゃないんですよね。

 

彼ら彼女らは、なんとなくやってるだけです。ウェーイと思ってFacebookをやってるわけじゃありません。投稿されている写真のその一瞬がウェーイに見えるだけで、その前後はふつーに仕事について愚痴ってたりします。いいね!とは程遠い話をしていることはザラです。ひとむかし前で言うところの、友達にメール打つ感覚で、ネタとしてFacebookに投稿しているだけなんですよ。

 

はてなブロガーの集まりがウェーイだってのも幻想です。あれは似たようなレベルの人間が集まるから居心地がよくて、その一瞬ウェーイとなっているだけで、彼らが個々人のリアルコミュニティの中で本当にウェーイとやれているかは疑問ですし、たぶんやれていないでしょう。

 

たとえば彼らがニッポンのジレンマにゲストで呼ばれたら、カチンコチンになって、放送事故一歩手前になると思うんですよね。あのメンツの中に入ってもウェーイなノリが出せるかと言えば、否でしょう。

 

オタクだって同じことですよ。秋葉のメイドカフェで親しい仲間と話しているときは、ウェーイってなるじゃないですか。でも、自分より高位の人間が集ってそうなコミュニティに放り込まれると、途端にコミュ障になってしまいます。僕もそんな感じです。

 

さくら子さんが言っていたように彼らは「群れて」いるのです。

 

はてなコミュニティの中で、ようやく自分たちの同類を見つけることができて、うれしくてしょうがないのです。ウェーイとなってしまうんですよ。この気持ちは止められない。

 

僕たち非ウェーイ族は、仮性ウェーイ族のブロガーさんたちが飽きて、どこか遠いところに大移動するのを、じっと待つほかありません。

 

個人的には、はてなブログproも2年分くらい払いこんじゃってますしね。返金ききませんしね。じっとこらえて、こうして薄暗いエントリーをつらつら書き連ねるしかないのです。ウェーイ。

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